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「大吉」のおみくじで喜ぶ人が知らない本当の意味

サービス管理責任者の関です。皆様はおみくじを引きましたか?
今年は珍しく、地元の神社で大吉を〇〇年ぶりに引いて、いいことがあるといいと切実に願っている日々です。ではその大吉の真意は?珍しく経済誌である東洋経済オンラインの1/3付けの記事から紹介します。

「占い」を客観的な視点でさまざまな角度から検証する。今回は、お正月特別編をお届けする。初詣でおみくじを引く人も多いだろう。筆者は数年前の元旦に「大凶」を引いたことがあり、かなり落ち込んだ。しかし「それは最もありがたいおみくじ」だったようだ。神道学者の三橋健(みつはしたけし)氏に、おみくじについて聞いた。 ■最良のおみくじは?   まず、誰もが気になるのが、「吉と中吉はどっちがいいの?」など、おみくじの「結果」だろう。一般的な吉凶の区分は以下の通り。  大吉・中吉・吉・小吉・半吉・末吉・末小吉・凶・大凶  最近はおみくじもバラエティ豊かになってきており、例えば京都の伏見稲荷はこの区分が32にも細分化されているという。たとえば、「凶後大吉」「吉凶相半」「向大吉」などである。このように区分が細かくなってきたのは、人々が平穏を好まず、刺激を求めるからだと指摘する。  「かつての人々は『平(たいら)』というおみくじが出ることを期待しました。『平』というのは『おだやか』『やすらか』という意味で、よくも悪くもないという、ありきたりの平凡な暮らしぶりのことです。今も何気なく交わしている『お変わりありませんか』という挨拶に、かつての人々が『平』を大切にしていた名残をみることができます。  ところが、時代がたつにつれて、人々の欲望が強くなり、平凡な暮らしぶりに満足できなくなり、刺激を求めるようになります。そこに吉とか凶というおみくじが新しくつくり出されたものと思います。しかし、人間の欲望には際限がなく、吉では物足りなくて、中吉、さらに大吉が求められるようになります。その一方で、吉に対抗して凶や中凶、大凶が生じてくるのは当然なことです。いうまでもなく、おみくじは神さまの御心をたずねることですが、その根底には貪欲な人々の欲望が渦巻いているようにも思うのです」  この「平穏では満足できない欲望」こそが、悩みや苦しみを生む元凶だという。  「このように考えてみますと、大吉が出たとしても、喜んでばかりはいられません。大吉は最高にいい状態でありますが、大吉が出たからといって、有頂天になり、慎みを忘れて油断をしたりすると、知らず知らずのうちに、運勢は落ちて行きます。だから大吉とは要注意のおみくじであるのです。  これとは逆に、大凶が出たからといって、ガッカリしたり、落胆する必要はありません。大凶は、これ以上悪くならないというお告げなのです。だから、つねに言動に注意しながら、倦まず弛まず、下向きに努力を続けるならば、やがては大吉にも到達できるという、最もありがたいおみくじだということになります。  大吉が出ると高慢になり、また大凶が出ると落ち込む人が多いようですが、これは大きな誤解です。神さまは夜も昼も、皆さんの幸せを祈り、守護してくださっておられます。神さまの御心をそのまま素直に受け止めて、すべてを神さまにお任せするというのが、おみくじの本義なのです」  「平」のくじは年々減り、一時は京都の石清水八幡宮くらいしか扱っていなかったようだが、近年は再び増え始めている。氷川神社(埼玉県)、戸隠神社(長野県)、住吉大社(大阪府)、生國魂神社(大阪府)、下鴨神社(京都府)、伏見稲荷大社(京都府)、厳島神社(広島県)、金刀比羅宮(香川県)、青島神社(宮崎県)、太平山神社(栃木県)、日光の二荒山神社(栃木県)などのおみくじには平が入っているそうだ。

■日本書紀にも登場する「くじ」  そもそも、おみくじはどう誕生したのか。占いの歴史は中国に端を発する。くじの類もおそらく中国で生まれたものだろう、と三橋氏は話す。  「おみくじの確かな起源はわかりませんが、720年に成立した日本書紀の齋明天皇4年11月3日の条に、有間皇子が謀反の成功するかしないかを占うのに短籍(ひねりぶみ)をとったとあります。また、続日本紀の天平2年正月16日の条にも、聖武天皇が短籍に、仁・義・礼・智・信の5字を記し、その字により物を賜ったことがみえています。これらの短籍は『たんじゃく』とも読み、それは短く切った薄い木や紙の小片(こびら)で作った籤であることがわかります。そのようなおみくじがすでに奈良時代には活用されていたといえます」  さらに、室町時代初頭になると中国から『天竺霊籤(てんじくれいせん)』が入ってくる。天台宗の中興の祖と呼ばれた元三大師(慈恵大師良源)により「観音みくじ」として広まり、現在のおみくじの原型になったという。  「おみくじは、神社だけでなくお寺にもあります。神社では神意(しんい)をうかがうのに用いますが、お寺では仏意(ぶつい)ということになります。仏意とは仏の御心のことです。人々は勝敗・当落・順番などを決めるのに、人知を超えた神意や仏意にうかがいを立てたのです。それが籤であり、それが神意や仏意であるので、みくじ(神籤・仏籤)と表記し、さらに尊敬の接頭辞『み』を重ねておみくじ(御御籤)ともいいました。  現在のおみくじは、紙片を用いるものが一般的ですが、以前は、こより・木片・棒などに文字や符号などを記し、それを引いたり、御幣で釣るという方式がありました。また、みくじ筒を振って、筒底の小さな孔(あな)から一本の細長いみくじ棒を取り出し、その棒の先端に記された数字と同じ数字のおみくじを受け取るという仕方も広く知られています。 なお、おみくじは切替畑の割替え、漁場の利用、用水の引水の順番などの決定にも活用されましたので、民衆の大きな関心事の1つであり、それだけに、とても人気がありました」  語源も諸説あり、ユニークだ。  ① 「奇し」説=奇なことを起こすから、 ② 「串」説=竹製の串(くし)のような棒状の物を使うことが多いため。 ③ 「抉(くじ)り」説=「抉り」は、結び目を解く道具。結び目に霊魂が宿る。箱などに入ったものをえぐって外に出す意。 ④ 「鬮子(児)」説=鬮は中国で、ゲームや神事に使われた小型の円盤状のくじ。発音は「ク」で、小さいという意味。 ⑤ 「孔子(くじ)」説=10世紀ごろから見られ「孔子」と書かれた。「孔」は穴のこと。「孔子(くじ)」は小さい穴のこと。 ■誰にも答えがわからないことの答え  人間は誰もが迷う。そんなとき、人々はくじにたずねてきた。何千年経った今でもおみくじが残り、現代人である私たちでも「おみくじを引きたい」と思うのは、頼りにするものの1つだからだろう。  「右に行くべきか左に行くべきか、AとBのどちらを選ぶべきか。迷いに迷ったときに、即座に答えてくれるのがおみくじです。神さま・仏さまは、いつも皆さんの幸せを願っておられますから、私たちはおみくじを素直な気持ちで受け止めることが大切となります。おみくじにより、私たちは時には励まされ、時には戒められますが、それらを生活の羅針盤として活用することが正しいおみくじの活用法だと思います」  誰にもわからない答えだからこそ、偶然に委ねてみる。それこそが神意でもあると三橋氏は説く。  最後に、おみくじを引く際の作法を聞いた。  「おみくじを引く前に厳守することは、かならず神さま・仏さまに祈念することです。大切なことですので繰り返しますが、まずお参りして、その後で、おみくじを引くのが正しいやり方です。また、おみくじを引いて大凶が出たので、吉が出るまで二度も三度もおみくじを引く人もいますが、これは神さま・仏さまを疑っていることになり、とても礼を欠くことになりますので厳禁です。引いたおみくじは境内の『おみくじ結び所』に結ぶといいでしょう。境内の樹木に結びつける人もいますが、これは木々を傷めますので避けたいものです。また、おみくじは聖なるメッセージなので、手元に置いて、時々読み返すことをお勧めします」——————————————————————————————– 見学・体験へのお申込み・相談は 電話 03-5980-8834 (電話受付時間 平日9時30分~18時) メール:info@cccara.com (1)お名前 (2)性別 (3)お住まい(住所) (4)連絡可能な電話番号(携帯・スマートフォン可) (5)診断名(任意) (6)希望見学or体験日(複数提示して頂けると助かります) (7)メールアドレス(スマホ・携帯・PC・フリーアドレスいずれか)

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