まだまだ伸びしろのあるIT業界は、企業側の採用意欲の高い業種です。
とくに動画編集やWebデザインは外注されることも多く、在宅ワークがしやすい仕事といえるでしょう。
しかし独学だけでは習得が難しいと感じる方が多いのも事実です。
そこで低コストでスキルが習得できる、就労移行支援事業所を利用してみてはどうでしょうか。
今なぜ板橋区や北区の就労移行支援事業所で、ITスキルを学ぶべきなのかについてお伝えします。
就労移行支援事業所とは?
就労移行支援は障害者総合支援法に基づく、通所型就労支援サービスのひとつです。
障害者や難病を抱える方で一般企業への就職を希望される方が、働くために必要な知識やスキルを学べます。
一定期間通いながらスキルや、一般的なビジネスマナーの習得を目指す、学校のような場所です。
就労移行支援事業所でどのようなスキルが学べるかは事業所によって違うため、自分の学びたいカリキュラムのある事業所を選びましょう。
事業所の利用料は自己負担が1割ですが、無料で就労移行支援をご利用の方も多くいます。
自己負担が発生するか否かは、利用者本人と配偶者のどちらかの前年の収入が概ね100万円を超えているかどうかが目安です。
利用料金は1回ごとに発生しますが負担には上限があるため、仮に料金が発生しても下記表の金額を超えることはありません。
区分 | 世帯の収入状況(※1) | 負担上限月額 |
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯(注1) | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円未満) ※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除きます。 | 9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
(※1)配偶者がいる方は、利用者本人と配偶者の所得の合算となります。
一緒に暮らしている両親や兄弟の収入は合算されません。
参照:厚生労働省HP
動画編集を学ぼう!
5Gの普及やYouTubeなどの動画市場の広がりによって、動画編集の需要は高まっており、将来の為にも習得したいスキルの一つといえるでしょう。
動画編集スキルのメリット・デメリットなども解説します。
動画編集とは?
動画編集とはパソコンで動画編集ソフトを用い、映像素材を加工・編集していく作業です。
プログラミングよりは難しい専門用語も少なく、比較的習得しやすいスキルといえるでしょう。
近年ではYouTubeやInstagram、FacebookなどSNSの発達に伴い、数多くの場面で動画編集のスキルを発信する機会があります。
動画編集ソフトには無料のものもありますが、有料ソフトの方が高品質の動画を作ることが可能です。
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」https://shigoto.mhlw.go.jp/Occupation/Detail?occupationId=328
動画編集を学ぶメリット
個人で行う作業が多いため、日常的に密なコミュニケーションを取ることが苦手な方にとっては、自分のペースで仕事をしやすい点が大きなメリットです。
比較的時間の融通も効くので、マイペースに働きたい方にとっては魅力的な仕事ではないでしょうか。
またスキルアップに伴い動画編集以外にもグラフィックデザイン、企画構成力、シナリオライティングなど複合的な知見が求められるので、多くのスキルを得るきっかけにもなります。
動画編集を学ぶデメリット
自由度の高い仕事ではありますが、依頼主との打ち合わせや作業工程の管理などスケジュール管理が必要になります。
課題やタスクを自分一人で解決する必要があり、マイペースに働ける代わりに自己管理能力が問われるのです。
収入面での問題に直面することもあるので、まずは副業として動画編集に挑戦し、経験を積んだ後にフリーランスとして独立するという方も多くいます。
Webデザインを学ぼう!
私たちは多くのデザインに囲まれて生活しています。
もちろん日常的に目にするWeb上のサイトやアプリもその一つです。
特別な資格がなくても重宝される、Webデザインのスキルについてご紹介します。
Webデザインとは?
Webデザインとは文字通りWebサイトをデザインすることです。
まずWebデザイナーは企業や個人のクライアントにヒアリングを行い、クライアントの要望を聞きながらWebサイトを制作します。
その中でクライアントの要望に沿いつつ、Webサイトのターゲット層の目線に立った、見つけやすく分かりやすいデザインをする必要があるのです。
様々な年齢や性別の人々が目にするインターネットでは、すべての人にとって優しく使いやすい「ユニバーサルデザイン」を目指す意識が重要となってきます。
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/326
Webデザインを学ぶメリット
動画編集と同じように個人で行う作業が多いため、コミュニケーションが苦手な方にとっては、自分のペースで仕事をできるのは大きなメリットでしょう。
Webデザインは文章作成や構成スキル、デザインスキル、プログラミング、画像の作成、パソコン操作など多くの知識を網羅的に取得する必要があります。
他にもユーザー目線のWebデザインの仕事は、マーケティングスキルを身につけることもできます。
このようにWebデザインをきっかけに多くのスキルを身につけることができるため、多くの企業でWebデザインのスキルが求められるのです。
Webデザインを学ぶデメリット
細かく地味な作業が苦手な方には、向いていないといわれるWebデザイナーの仕事。
低賃金になることも多く、ツールやトレンドの変化が速い仕事なので常に学び続ける向上心も必要となります。
また、Webデザインのスキルを身につける困難さをデメリットとする意見もあります。
板橋区や北区の就労移行支援事業所でITを学ぶ利点
学習の習熟度を考えても独学で学ぶより、サポートを受けながらITスキルを学んだ方が近道です。
しかし通いにくかったり、スキルを身に付けるために大きな費用が必要だったりすると二の足を踏んでしまうこともあるでしょう。
その点、東京23区の北西部に位置する板橋区や北区の就労移行支援事業所は、通いやすい立地で利便性も高く学びの場として最適です。
そのためITに特化したスキルを学べる、就労移行支援事業所を選ぶことをお勧めします。
板橋区や北区の就労移行支援事業所で、動画編集やWebデザインを学ぶポイントは以下の通りです。
・通所しやすい場所にある
・民間のスクールで学ぶより安く学べる
・サポートがあるので独学よりも計画的に学習を進められる
・実際に企業で見学や実習などができる
・サポートがあるので体調面や生活リズムが安定する
・定期的に通所することでコミュニケーションスキルが身につく
・就職後も就労定着サポートを受けられる
定期的に通うことになる事業所は、雰囲気が自分に合うかどうかも重要です。
事前に気になる事業所をいくつか見学し、通いやすい就労移行支援事業所を選びましょう。
まとめ
インターネット社会において、重要なスキルである動画編集とWebデザイン。
就労移行支援事業所に通いながらこれらのスキルを身に付けられたら、仕事をする上で大きなプラスになるのではないでしょうか。
民間のスクールに通うよりも安価であり、就職や生活のサポートもしてくれる就労移行支援を活用してみませんか。
私たちCOCOCARAは就労移行支援事業所として、障害等の事情があってお仕事に就くことに苦労している方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。
カリキュラムもITに特化したスキルが学ぶことができます。具体的にはAdobe製品を使用してデザイン技術を学べ、パソコンや有料ソフトの貸し出しも行い、利用者様の習熟度に合わせた学びの場を提供しています。未経験の方でも安心して学ぶことができるので、まずは見学にいらしてください。
「障害があるからスキルが学べず、望む仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一人で悩まずに一度相談に来てみてはいかがでしょうか。
スキルを身につけ、私たちと一緒にご自分に合った働き方について考えてみませんか。
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