「障害者雇用のトライアル雇用って聞いたけど、どんなことをするんだろう?」「無理なく職場に慣れる機会って、本当にあるかな?」
そんなふうに思っている方のために、今日は「雇用につながる第一歩」としてのトライアル雇用と、自分らしく過ごすためのヒントをここあらさんとお届けします。
障害者雇用におけるトライアル雇用とは、正式な雇用契約の前に、実際の職場で「お試し期間」として働ける制度です。企業とあなた、お互いの相性や働き方を確認する短期的な実習のような時間。給料も出ますし、支援者・家族も交えて準備や振り返りができるのも特徴です。
この“お試し期間”の本当の目的は、「ただ合格する」ではありません。「自分らしさを知ってもらう」「できることはやってみる」「苦手なことは理解してもらう」こと。その積み重ねこそが、正社員雇用や無期雇用に向かう大きな一歩なのです。
ここあらさんってだあれ?(ココをタップ♬)

就労移行支援事業所COCOCARAのキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!
トライアル雇用の基本と「自分らしさ」の意味
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トライアル雇用の基本
- 期間:原則3ヶ月以内(延長可)
- 報酬:時給または日給で支給(最低賃金以上)
- 雇用形態:短期契約のため、社会保険が適用されるかは企業によって異なる
- 支援体制:就労支援事業所やハローワークと連携しながら進める
「自分らしく」がなぜ大切?
「できることを見せたい」という気持ちは大切ですが、同時に「苦手なことも理解してもらう」。その両面があってこそ、職場で無理をせず働き続けられます。「自分らしさ」は、企業とあなた双方を守る大切な視点です。
トライアル雇用前にしておきたいこと
① 自己理解の整理
まず、自分の「強み」「苦手」「配慮してほしいこと」などを整理しておきましょう。
- 得意なこと:細かい作業、PC、図表化、マニュアル遵守など
- 苦手なこと:電話対応、対人の交渉、時間調整、スピード重視の作業など
- 配慮希望:チャイム音が苦手、光に反応しやすい、休憩タイミングを予告してほしいなど
支援者や家族と一緒に紙に書くのがおすすめです。
② 職場環境の調査
面接でも使える“自分らしい職場かどうか判断する視点”を準備しておきましょう。
- 静かな場所で仕事ができるか
- 一人で集中できるスペースがあるか
- 休憩室・トイレ・集合場所など、移動距離が過度に長くないか
- 周囲の社員の配慮度合いや雰囲気(自分が「こういう人」と伝えて受け止めてくれそうか)
気になることは支援者に相談して質問項目にしておくと安心です。
③ 支援者や家族と話し合う
準備段階から支援者や家族に相談することで、「サポートしてほしいこと」を整理できます。
- 企業への伝え方:配慮希望や得意・苦手をどう伝えるか
- 当日の同行や報連相の頻度
- 緊急時の相談先や帰宅ルートの確認
「ひとりでは負担」「でも支援員や家族の存在があると心強い」という人は、事前にしっかり相談しましょう。

自身でできることはしておこう!
トライアル雇用中に大切なポイント

報連相(ほうれんそう)は、あなたの味方
- 報告:「ここまで終わりました」や「迷ってます」があることで、業務がスムーズになります。
- 連絡:休憩したい、体調が悪い、配慮を受けたいなど、小さなことでもOK。
- 相談:やってみてわからなかったことをすぐ質問することで、相手もあなたのことが理解しやすくなります。
自分のペースを過大にならないよう伝える
「スピードより丁寧に」「黙々作業を集中してできる」など、自分のやり方が活きるスタイルを、仕事ぶりと合わせて上司や人事に伝えるのはOK。「迷惑じゃないかな」と思わず、勇気を出して伝えてみましょう。
小さな成果を意識して見せる
- 時間内に仕事が終わったら「○○ができました」
- 片付けをきれいに終えたら「終わりました」
- 「自分が今日は頑張ったな」と思ったことを口に出すことも価値です
努力や進歩の姿は本人が思っている以上に周りに伝わります。
つまずいたとき、どうすればいいか
壁にぶつかったらすぐに相談を
「どうしてもわからない」「苦手すぎて辛い」と感じたら、無理をせず相談しましょう。支援者に電話で状況を伝えれば、支援が迅速に入りやすくなります。
失敗を“学び”に変える思考
- ミスをしたら、切り替えて「次はこうしたらいいかな?」
- 失敗も立派な経験。できたことも失敗したことも、あなたの一歩です
セルフケアの具体例
トライアル雇用中は体調を崩しやすい時期でもあります。以下を参考にしてください。
- こまめに水分をとる
- 明るい休憩スペースで深呼吸
- 夜は足湯やぬるめの湯に浸かって体を整える
- おやすみ前にスマホをオフにしてほどよくリラックス

休むことも大事だよ
終了後に振り返るには?

フィードバックの受け方・伝え方
- 支援者とも振り返り時間を持ちましょう(本人から報告するのもOK)
- 「自分らしさが活きたと思えた瞬間」
- 「もう少しこうだったらラクだった」と感じたこと
次へつなげるためのステップ
- 正社員への希望や、更新契約時に伝えたいこと
- 今後の働き方の希望(リモート併用、時短など)
- 一緒に目指したいサポート体制(オンライン面談など)
成功を支えるヒント集
- 自分らしい取組み:あなたなりの方法が成果になるのがポイント。「効率より丁寧」を大切に。
- 周囲のサポートを活用:支援員や上司に手ごたえを感じたら、その瞬間を大切に。
- 履歴書や面接に活きる経験:「トライアル雇用でこんな工夫をしました」と具体的に説明できます。

参考にしてね♪
小さな歩みで未来への扉を開こう

トライアル雇用は、「合う職場か」「あなたの魅力が活きるか」を確認できる貴重な時間。短いようで、挑戦と成長が詰まっています。
「無理なく」「自分らしく」「小さな成果を大切に」
そんな姿勢で取り組んだあなたの歩みこそ、未来につながる第一歩です。
周りと一緒に支え合いながら、無理せず進んでいきましょう。そしてまた、新しい可能性と出会えますように!
ここあらさんからのアドバイス
「一番は自分らしくいれること
まずは自分について考え、マッチしているか見ていこう」

今回はトライアル雇用についてお伝えしてきました。トライアル雇用でのあなたの一歩は、あなたにとっての「はじめて」でもあります。勇気を持って一歩踏み出したその瞬間、すでに前進しています。どうか自信をもって、あなたらしい働き方を探しに、進んでいってください。サポートするみなさんも、一緒に見守り、支え合うあたたかい環境をつくっていきましょう。
私たち就労移行支援事業所COCOCARAでは、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

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