おはようございます、サービス管理責任者の関です。
連日、暑い日が続くと、心配なのは電力不足による計画停電や大規模停電です。 一般家庭で節電しても電力需給に影響はないだろうと考えがちですが、塵も積もれば山となります。国民一人ひとりが省エネ・節電を心がけていきたいものです。
でも実際にはどうすれば?
ということで、家庭でできる省エネ・節電のポイントをまとめてみました。
夏の節電はどこに意識すればいい?
まず、家庭における電気の使用割合を見てみましょう。夏季はどの家電がより多くの電力を使用しているのでしょうか。1日の中での比率を調べると、1位はエアコン(34.2%)、2位は冷蔵庫(17.8%)、3位は照明(9.6%)です。
このトップ3で、すべての電力使用の6割を占めています。しかし、これは1日を通して見た場合です。電力需要は日中(13時~17時頃)に高まりますが、電力需給は太陽光発電の出力が減少する点灯時間帯(17時~20時頃)に厳しくなる傾向があります。
そこで夏季の19時頃の使用割合を調べると、1位エアコン(38.3%)、2位照明(14.9%)、3位冷蔵庫(12.0%)という順になります。このトップ3で約65%の電力を消費しているので、特に点灯時間帯に節電を心掛けなければなりません。
このトップ3の省エネ術について、
資源エネルギー庁が紹介している方法を見ていきましょう。
⑴エアコンの省エネ術と節電効果
室内温度の下げ過ぎに注意して設定温度を調整しましょう。ただし、熱中症に気をつけながら無理のない範囲で調整してください。また、目詰まりしたフィルターを定期的に清掃することも省エネにつながります。 そのほか、次のような方法もエアコンの省エネに有効です。
▼日中はすだれ、よしず、カーテンなどで窓からの日差しを和らげる。
▼外出時は昼間でもカーテンを閉めておくと室内温度が上がり過ぎない。
▼風が体に当たると涼しく感じるので、エアコンだけでなく扇風機を併用する。
▼室外機のまわりに物を置くと冷房効果が下がるので、物を置かない。
⑵冷蔵庫の省エネ術と節電効果
設定温度の下げすぎを避け(強→中)、扉を開ける時間を減らし、食品を詰め込み過ぎないようにしましょう。ただし、夏場なので食材の傷みには気をつけてください。 そのほか、次のような方法も冷蔵庫の省エネに有効です。
▼熱いものは冷ましてから保存する。
▼壁との間に適切な間隔を空けて設置する。
▼常温で保存できるものを入れない。缶詰、瓶詰め、調味料類は、未開封なら冷蔵庫に入れなくても保存できます。
⑶照明の省エネ術と節電効果
リビング等の部屋の明るさを下げ、不要な照明を消しましょう。 そのほか、次のような方法も照明の省エネに有効です。
▼白熱灯から電球型蛍光ランプに取り換えると、白熱灯の消費電力の約1/4になります。
▼電球型蛍光ランプから電球型LEDランプに取り換えると、電球型蛍光ランプの消費電力の約3/4になります。
と言うことで、節電と言っても、体調に不安のある方は無理をなさらず、できる範囲で節電して、夏季の電力需給ひっ迫を乗り切っていきましょう。
以上、サービス管理責任者の関がお送りしました。
(おまけ)資源エネルギー庁という省庁があったのを始めて知りました(;^_^A
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