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統合失調症の症状と妄想について知ろう!

こんにちは!COCOCARAスタッフです!統合失調症は、多くの人々が抱える精神疾患の一つです。その中でも、特に症状の一つである妄想は、患者やその周囲の人々に大きな影響を与えることがあります。今回は、統合失調症の症状の中でも特に注目される妄想について、詳しく掘り下げてみたいと思います。

統合失調症と妄想について

統合失調症は、精神疾患の一つであり、幻覚や妄想、思考の混乱など、さまざまな症状を引き起こします。10代後半から30代頃に発症することが多く、約100人に1人が発症するといわれています。統合失調症の原因は、ドーパミンなどの脳の神経伝達物質のバランスが崩れて混乱することが関係していると考えられていますが、今のところは解明されていません。

症状の種類

統合失調症は、大きく3つに分類することができます。妄想や幻覚が主体の「妄想型」、思考がまとまらず感情や意欲の障害が主体の「解体型(破瓜型)」、興奮と昏迷が主体の「緊張型」です。この記事では、症状の一つである「妄想」について詳しく掘り下げていきます。

妄想型とは

3つの中では、症状が軽いタイプです。主な症状として、妄想や幻覚が起こります。幻覚や幻聴などの症状が顕著で、被害妄想や誇大妄想が特徴的です。刺激に敏感になったり、怒りっぽくなったり、時に、攻撃的になります。18歳前後から発症するケースもありますが、多くは30歳前後に発症することが多いです。

そもそも妄想って?

妄想とは、他の人にとってはありえないことを確信してしまうことです。周りが違うといっても、本人は受け入れることができません。統合失調症の妄想は、さまざまな形で現れます。その中でも代表的なものをいくつか挙げてみましょう。

①    被害妄想

自分が誰かに攻撃をされている、嫌がらせを受けていると思い込む妄想です。統合失調症で最もよく見られる妄想のひとつです。具体例として、「集団ストーカーにあっている」「警察に備考されている」という妄想をします。

また、「部屋に盗聴器が仕掛けられている」「監視カメラで行動を監視されている」など、誰かに見られている妄想があります。これらの妄想によって、日常生活に不安や恐怖を生じています。

②    関係妄想

自分に無関係な周囲の人の言動や、テレビ等で見聞きした出来事が、自分に関係あると強く思い込んでしまいます。具体例として、「街中ですれ違う人の咳き込みは自分への警告だ」「テレビでアイドルが自分をバカにして笑っている」などの妄想があります。

③    誇大妄想

自分の能力や価値を実際以上に高く感じ、過大評価を抱く妄想です。具体例は、「自分は血統や遺伝的に優れている」「芸能人と付き合っている」などの妄想があります。

妄想による影響

統合失調症により、被害的な妄想によって頭の中が混乱し、通常の生活リズムが崩れることで、行動にも影響がでてしまいます。また、周囲とのコミュニケーションもうまくいかなくなります。

社会的孤立

妄想にとらわれていると、他人との信頼関係が損なわれることがあります。例えば、被害妄想を抱えている人は周囲の人々を敵対的な存在と見なし、関係がこじれることがあります。これにより、孤立感や孤独感が増し、社会的な支援を求めることが難しくなる場合があります。

日常活動への支障

妄想に囚われていると、日常生活の中でさまざまな支障が生じることがあります。例えば、被害妄想を持つ人は外出を避けるようになり、社会的なイベントや活動から距離を置くことがあります。また、対人関係の妄想を持つ人は他人との交流を避け、孤立してしまうことがあります。

職場や学校での問題

妄想によって、職場や学校でのパフォーマンスにも影響が出ることがあります。例えば、被害妄想を抱えている人は同僚や上司との信頼関係が損なわれ、職場でのストレスや不安が増すことがあります。これにより、仕事や学業の成績が低下する可能性があります。

心理的苦痛とストレス

妄想に囚われていると、日常的に不安や恐怖を感じることがあります。例えば、被害妄想を抱えている人は常に周囲の人々や環境に対する疑念や警戒心を抱き、常に緊張した状態にあることがあります。これにより、睡眠障害やストレスによる身体的な健康問題が引き起こされることがあります。

妄想が日常生活にもたらす影響は、個人によって異なりますが、一般的には社会的・職業的な機能の低下や心理的な苦痛が挙げられます。そのため、早期の診断と適切な治療が重要です。

※参考

厚生労働省 統合失調症 ストレスとこころ

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/know/know_03.html

治療方法

統合失調症は、治療によって症状の軽減や回復が可能です。治療として、薬による治療と精神科リハビリテーションがあります。時間が経過すれば改善される病気ではなく、自然に治ることもありません。

なるべく早いうちから、薬とリハビリテーションを組み合わせた治療を開始することが大事になります。

①    薬物療法

統合失調症の治療でまず使われるのが「抗精神病薬」という薬です。これは、幻覚や妄想などの症状を抑える効果があります。およそ6~7割の患者さんに効果がみられます。

②    リハビリテーション

統合失調症によって、社会生活の様々な場面で苦手や不都合を感じます。生活のしづらさを改善するために行うのが「精神科リハビリテーション」です。

③    ソーシャルスキル・トレーニング

ソーシャルスキル・トレーニングとは、病気によって低下した社会技能や生活技能を回復するためのものです。一般的には、ロールプレイ形式によっておこなわれます。具体的には、職場や買い物の場面などを想定してロールプレイをおこない、苦手なことを克服していきます。

④    作業療法

手芸や園芸、料理、パソコンなどの軽作業を通じて、楽しみや充実感、達成感などを再体験し、日常生活技能や社会生活技能の回復を目指します。

⑤    認知機能の改善

統合失調症では、認知機能障害といって、認知機能(記憶力、集中力など)の低下がみられます。そこで、認知機能の改善のため、パソコンの専用ソフトを使った治療があります。ゲーム形式で楽しみながら取り組めるよう工夫されています。

妄想への対応

統合失調症の症状として、妄想が現れることがありますが、この時に大切なことは妄想を頭ごなしに否定しないことです。

妄想には、「電磁波、脳波が攻撃してくる」「監視カメラで見張られている」等、他の人にとってはあり得ない内容でも、本人は妄想ではなく事実だと思い込んでしまっています。その内容に対して否定したり、訂正しようとしても本人を納得させることはできません。それどころか、言い争いになってしまい関係を悪化させてしまう可能性もあります。

大切なことは、本人の気持ちを理解し、寄り添うことです。妄想の内容に関しては、否定も訂正もせずに、不安な気持ちに共感してあげることが基本です。

治療がスムーズに進まなくても、焦らずに本人の話を聞き、本人の気持ちに寄り添いましょう。家族や周囲の人が病気について理解し、時間をかけてサポートすることが大切です。

※参考

家族や友人が統合失調症になったとき

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_into_sub2.html

早期治療と予防

統合失調症には、病気の前兆が現れる「リスク期」があります。軽度な妄想が起こることがあり、社会生活に関わる機能が低下してきます。ほかに、不眠や不安、抑うつなどの症状がみられることもあります。

統合失調症に限らず、精神疾患の予防には、適度な運動やバランスの良い食事、睡眠や休養、規則正しい生活をおくることが大切です。また、過度なストレスは心身の不調をきたす場合があります。ストレスが原因で病気を発症しないためにも、自分のストレスに早めに気付いて対処することが重要になります。

統合失調症は、早期発見、早期治療が重要と言われています。治療が遅れてしまうと、本人や家族の苦しみも大きくなっていきます。

幻聴や妄想といった症状が現れてから、受診までに長い時間がかかってしまうと、治療の経過が悪くなる可能性があります。統合失調症の兆候を感じた場合は、はやめに受診することが大切です。

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