こんにちは。季節の変わり目、特に春は、なんとなく疲れがたまりやすい時期ですよね。
「よく眠れているはずなのに疲れが抜けない」
「身体は元気なはずなのに気力がわかない」
そんなふうに感じることはありませんか？
それは、もしかしたら「脳の疲れ＝脳疲労」が原因かもしれません。
今回は、見落とされがちな脳の疲れとその影響、そして脳をいたわるセルフケアの方法についてここあらさんとご紹介します。
ここあらさんってだあれ？(ココをタップ♬)
就労移行支援事業所COCOCARAのキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ！
脳疲労って？
脳疲労とは、脳の働きすぎによって引き起こされる機能低下のことを指します。
日常の中で情報を処理したり、判断をしたり、感情を抑えたりすることは、すべて脳の仕事です。
たとえば＿＿
・人間関係で気を遣う
・マルチタスクで仕事を回す
・SNSやニュースで大量の情報に触れる
・不安やストレスを我慢し続ける
こうした毎日の積み重ねで、知らず知らずのうちに脳が疲れてしまうのです。
脳も疲れるのか～
脳が疲れると、どうなるの？
脳疲労は、心や体にさまざまな影響を与えます。たとえば…
■ 判断力・集中力の低下
いつものように考えがまとまらなかったり、うっかりミスが増えたりするのは、脳が処理能力を落としているサインです。
■ 感情のコントロールが難しくなる
イライラしやすい、落ち込みやすい、涙もろくなる…それは「心が弱くなった」のではなく、脳の疲労によるものかもしれません。
■ 身体の不調として現れる
頭痛、肩こり、胃の不快感、不眠など、自律神経の乱れも脳疲労と関係しています。心ではなく、体が先にSOSを出すこともあるのです。
脳疲労を引き起こしやすい日常の習慣
もしかすると、次のような習慣が、あなたの脳に負担をかけているかもしれません。
・スマホを手放せない生活（情報の洪水にさらされている）
・四六時中、頭の中で考えごとをしている（仕事・人間関係・将来のこと）
・「ちゃんとしなきゃ」が口癖になっている（脳が常に緊張状態）
・休むことに罪悪感がある（本当の意味で“オフ”になれていない）
脳も私たちの心や体と同じで、「休む」ことが必要です。でも、現代ではその休み方を見失ってしまう方がとても多いのです。
脳疲労を回復するためのセルフケア
では、どうすれば脳の疲れを癒せるのでしょうか？
ここでは、今日からできる小さな工夫をいくつかご紹介します。
① 「何もしない時間」をつくる
一日のうち、ほんの5分でもいいので、**スマホもテレビも見ない“何もしない時間”**をつくってみましょう。
脳は情報の処理を止めた瞬間に、静かに回復しはじめます。
② 感情を書き出す
「なんかモヤモヤする」「今日は疲れた」など、言葉にしてノートに書くことは、頭の整理につながります。
言語化は、脳のストレス解消にとても有効です。
③ 自然に触れる
緑の多い場所や、風や太陽を感じる場所に身を置くことは、**脳の“休憩スイッチ”**を押してくれます。
ベンチでぼーっとするだけでも大丈夫です。
④ 呼吸を深くしてみる
ストレスがたまると呼吸は浅くなりがちです。深く吸って、ゆっくり吐く呼吸を3回するだけで、自律神経のバランスが整います。
⑤ やらないことを決める
「今日は洗濯をしない」「SNSは見ない」など、“やらない選択”をすることもセルフケアの一つです。脳のキャパを守りましょう。
無理なく続けるために大切なこと
脳をいたわるセルフケアは、一気に変えるのではなく、小さな工夫の積み重ねが大切です。
・「今日はスマホを30分見ないでみよう」
・「外の空気を5分吸ってこよう」
・「自分を責めるのは今日はやめてみよう」
そんな小さな一歩が、心と体のバランスを取り戻す助けになります。がんばりすぎない日々の中にこそ、回復のチャンスがあります。
一気に変えるとまた疲れちゃうもんね
脳が元気になると、心も体も軽くなる
脳の疲れに気づいてあげることは、自分自身への大切な思いやりです。
心がしんどく感じる日、体が重く感じる日には、「脳、疲れてるのかもしれないな」と優しく声をかけてみてください。
そして、無理にがんばるよりも、「休む勇気」を持ってみてくださいね。
ここあらさんからのアドバイス
「脳の疲れって見えないから気づきにくいよね
心身ケアしても疲れている時は脳のケアをしてみてね」
今回は脳疲労についてお伝えしてきました。「心も体もぐったり…」というときは、ただの疲れではないかもしれません。脳の疲れ＝脳疲労という存在を知り、日常の中でほんの少しだけ、自分のペースを大事にしてみてください。
あなたの心と体がゆっくりと整っていきますように。
今日という一日が、少しでも優しくなりますように。
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