春の空気が少しずつ落ち着き、新生活にも慣れ始める5月。けれど、そんな季節にふと訪れるのが「なんだか仕事が合わない」「毎朝、職場に行くのがつらい」といった気持ちではないでしょうか。
いわゆる“5月病”と呼ばれるものは、環境の変化によるストレスや疲れからくる心身の不調ですが、それだけでは片づけられない「違和感」を抱えている方も少なくありません。この記事では、「この仕事、思っていたのと違うかも…」と感じている方に向けて、その気持ちの正体を紐解きながら、退職という選択をする前にできることについてここあらさんと考えていきます。
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就労移行支援事業所COCOCARAのキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!
なぜ5月に「違和感」を感じやすいのか?

4月、新しい環境でがんばろうと気持ちが張りつめていた方も、1か月経って少し余裕が出てくるのが5月。その分、見えてくるものも変わってきます。
・業務内容が思っていたのと違う
・職場の雰囲気に馴染めない
・人間関係でなんとなく距離を感じる
・仕事が合っていない気がする
こうした違和感は、ある意味“自然な感情”です。最初のうちは「こんなものかな」と思っていたことも、少しずつ自分の中で引っかかりに変わっていくのです。
また、仕事に慣れるとともに「自分はここでやっていけるのだろうか?」と自分自身を見つめ直す時間も生まれやすくなります。それゆえに、違和感が強く意識されやすい時期だとも言えるでしょう。
違和感=辞めるべきサイン?それとも一時的なもの?
退職を考えるほどの違和感を感じるとき、「これはもう無理なのでは」と不安になってしまうのも当然のことです。でも、その違和感が“今だけの一時的なもの”か、“根本的な相性の問題”かを見極めることが大切です。
【一時的なものの可能性】
新しい環境に慣れていない(情報量が多すぎて混乱している)
人間関係の深まりがまだ浅い(よそよそしさを感じる)
自分の得意な仕事がまだ任されていない
【根本的な問題の可能性】
職場の価値観や働き方がどうしても合わない
ハラスメント的な対応が続いている
業務内容やスキルのミスマッチが大きすぎる
自分の違和感がどちらのタイプに近いか、じっくり振り返る時間を持つことが大切です。

どっちかな~?
違和感を感じたときにできる“3つのステップ”

違和感に気づいたからといって、すぐに「辞める」という判断を下す必要はありません。まずは、以下のステップを試してみてください。
ステップ1:モヤモヤを書き出してみる
頭の中で悩んでいると、どんどん気持ちが曇ってしまいます。紙やスマホのメモに「何がつらいのか」「どう感じているのか」を書き出すことで、自分の感情を客観視できるようになります。
ステップ2:信頼できる人に相談する
家族や友人、あるいは外部の相談窓口でも構いません。話すことで気持ちが整理され、「本当にやめたいのか」「他の方法はないか」が見えてくることもあります。
ステップ3:改善策を考える
もし「この部分だけがつらい」と明確にできたら、上司に相談して配置換えをお願いしてみる、休暇を取ってリフレッシュする、働き方を見直すなど、対処の方法があるかもしれません。
自分を責めないことも大切
「たった1か月で辞めたいなんて甘えなのでは?」と思う方も多いかもしれません。でも、どんなに周囲が「もう少し頑張ってみたら」と言ってきたとしても、あなたの心と体の状態をいちばんよくわかっているのは“あなた自身”です。
無理をして続けた結果、心や体を壊してしまっては本末転倒です。だからこそ、「違和感」を大事にしていいし、「辞める」「続ける」のどちらの選択にも、“自分を守る”という意味があります。
退職を選ぶ前に考えておきたいこと
退職は「悪いこと」ではありません。ただ、その選択を後悔しないためにも、できる準備をしておくことが大切です。
・なぜ辞めたいのか、理由をはっきりさせる
・同じことが次の職場でも起きないか考える
・経済的な見通しを立てておく
・転職活動を始める時期や方法を考えておく
一度立ち止まり、自分の気持ちを整理し、準備を整えた上で決断することで、納得感のある選択ができるようになります。
周囲と違うと感じたときの対処法
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入社して数週間。
気づけば__
「同期や同僚との会話についていけない」
「なんとなく疎外感を感じる」
「自分だけ取り残されているような気がする」
そんな「周囲との差」を感じる瞬間は、多くの人にとって避けがたいものです。
ですが、それを「自分がダメだから」と短絡的に結論づけてしまうのは、少し早すぎるかもしれません。
人それぞれ、仕事に慣れるスピードも、コミュニケーションの取り方も違います。特に新しい環境では、自分らしさがなかなか発揮できないのは自然なことです。無理に合わせようとしすぎると、かえって疲れが増すだけでなく、本来の自分の良さを見失ってしまうこともあります。
そんなときは、「まずは観察」に切り替えてみましょう。「あの人はこういうスタイルで動いている」「この仕事の流れはこうなっている」と、一歩引いて見ることで、冷静さと安心感が少し戻ってきます。
それでもつらい時は、信頼できる上司や外部の相談機関(たとえばキャリアカウンセラーや支援機関)に気持ちを話してみるのも有効です。自分の状況を客観的に見直すきっかけにもなります。
違和感は成長のサインかもしれない

そもそも「違和感」とは、現実と自分の価値観がぶつかった時に感じる、心の小さなざわつきです。つまりそれは、自分の「大切にしているもの」や「譲れない何か」が浮き彫りになった瞬間ともいえます。
「この会社の雰囲気、ちょっと合わないかも」と感じたとしても、それはあなたにとって大事にしたい働き方や人間関係がある証拠。違和感の中にこそ、これからの自分の方向性や選びたい働き方のヒントが隠れているかもしれません。
だからこそ、すぐに「辞める・続ける」と判断を急ぐより、今の自分の気持ちや違和感を丁寧に見つめる時間が大切です。
たとえ今がつらくても、それは未来のあなたが「どんなふうに働きたいか」「どんな場所で安心して過ごしたいか」を知るための、大切な一歩なのかもしれません。

踏ん張り時の可能性も!
ここあらさんからのアドバイス
「違和感の正体をまずははっきりさせること
あなたにとって後悔のない選択を」

今回は入社後の違和感についてお伝えしてきました。違和感は、あなたの心が「自分に合った環境で生きたい」と知らせてくれているサインです。焦らず、自分の感覚を大切にしてください。退職してもいいし、続けてもいい。どちらを選ぶにしても、あなたの人生をより良くするための一歩です。
「どうか今日も、自分の心の声に耳を傾けてあげてくださいね。」
私たち就労移行支援事業所COCOCARAでは、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

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