こんにちは。この記事を開いてくださり、ありがとうございます。
このページにたどり着いたということは、きっと今、心や体に何かしらの「つらさ」や「生きづらさ」を抱えていらっしゃるのではないかと思います。そしてもしかすると、「精神障害者保健福祉手帳(以下、精神障害者手帳)」の取得について、少し気になっているのかもしれません。
でも、手帳を取ることには不安もありますよね。
「本当に自分に必要なのかな?」「取ったらどんなふうに見られるんだろう?」
この記事では、そんな迷いや不安を少しでもやわらげられるように、手帳取得のきっかけやタイミング、そして取得によってどんなサポートが得られるのかを丁寧に解説していきます。
ここあらさんってだあれ?(ココをタップ♬)

就労移行支援事業所COCOCARAのキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!
そもそも「精神障害者手帳」って何のためにあるの?

精神障害者手帳とは、精神疾患を抱えている方が生活や就労の中で必要な支援を受けやすくするための公的な証明書です。取得することで、以下のような支援やサービスを受けることができます。
- 公共交通機関の割引(自治体によって異なります)
- 所得税・住民税の控除
- 就労支援制度の利用(就労移行支援や就労定着支援など)
- 障害者雇用枠での就職活動
- 自治体による福祉サービス(通院助成や医療費補助など)
もちろん、手帳を持ったからといってすべての不安が解決するわけではありません。でも、「制度としての後ろ盾」ができることで、今まで一人で抱えていた負担が少しだけ軽くなることは確かです。
どんなときに「手帳取得」を考える人が多い?
手帳を取得するタイミングは人それぞれですが、よくある「きっかけ」は以下のようなものです。
1. 職場での困難が続いているとき
「何度もミスをしてしまう」「上司とうまくいかない」「配慮をお願いしても伝わらない」
一般雇用でがんばっていたけれど、限界を感じてしまったとき。そんなときに「オープン就労」や「セミオープン就労」への道を開くきっかけとして、手帳取得を検討する方が多くいます。
2. 就職・転職活動に不安があるとき
就職活動では、自分の体調や特性に合った職場を見つけるのが難しいこともあります。手帳があることで、障害者雇用枠での応募ができたり、就労支援を受けながら職場との相性をじっくり見極められたりするようになります。
3. 医療費や生活費が負担になっているとき
自治体によっては、手帳を持っていることで医療費助成や福祉サービスの対象になることがあります。経済的な負担が減ることで、治療を続けやすくなったという声もあります。
4. 福祉サービスを利用したいとき
就労移行支援や生活訓練など、一部の福祉サービスでは手帳の有無が利用条件となる場合があります。「支援を受けたいけど手帳がないから使えない…」という悩みの声もよく聞かれます。
手帳取得に対するよくある不安とその考え方
「一度取得したら、ずっと“障害者”って見られるのが怖い」
この不安はとてもよくわかります。でも、実際には手帳の取得を周囲に伝える義務はありません。自分が伝えたいときに、必要な範囲だけ伝えることができます。
また、手帳は一度取得しても、途中で返還することもできます。「今は使いたい。でも将来は使わないかもしれない」という柔軟な気持ちでも、十分にいいのです。
「どんな病気が対象なの?診断名が必要?」
精神障害者手帳は、統合失調症、うつ病、双極性障害、パニック障害、ADHD、ASDなど、さまざまな精神疾患が対象となります。診断書には主治医の所見が書かれ、審査によって1級〜3級の判定がなされます。
実際に取得してよかったという声
ここで、就労移行支援事業所の利用者さんの体験談をご紹介します。
「一般雇用で働いていたとき、調子が悪くても『甘えてはいけない』とがんばりすぎてしまって、結果的に休職と退職を繰り返してしまいました。でも、思い切って手帳を取得し、オープン就労に切り替えてからは、自分の状態を伝えやすくなり、上司や同僚からの理解も得やすくなりました。今では、週5で安定して働けるようになりました。」

伝えることができると心に余裕ができるよね
取得の流れと、支援してくれるところ

手帳の取得手続きは?
- 主治医に相談し、診断書を書いてもらう
- 自治体の窓口に申請(必要書類:診断書、写真、本人確認書類など)
- 1〜2ヶ月程度の審査期間を経て、交付
診断書の記載内容は大切なので、事前に主治医とよく話し合っておくことをおすすめします。
就労移行支援事業所でのサポート
就労移行支援事業所では、手帳取得の相談や申請サポート、医師との連携などもおこなっています。「一人で手続きするのは不安…」という方でも、支援員と一緒に進めていけるのが大きな安心材料です。
自分らしく生きるための「選択肢」として
手帳を取るか取らないかは、あくまで「選択肢のひとつ」です。
「取る=弱い」「特別扱いされる」ではありません。
むしろ、困っている自分を見つめ直し、必要な支援を受けながら前に進もうとする行動は、強さのあらわれだと思います。
今つらさを抱えている方が、「こういう道もあるんだ」と思えるきっかけになればうれしいです。どうか、自分を責めすぎずに。ひとりで抱えこまずに。必要なときは、誰かに助けを求めてくださいね。

自分らしくいるためのひとつ!
ここあらさんからのアドバイス
「自分らしくいるために
何が必要かを考えてみよう」

今回は精神障害者手帳についてお伝えしてきました。精神障害者手帳の取得を考えるということは、もしかすると今、とてもつらい状況の中にいらっしゃるのかもしれません。周囲に頼れず、一人で抱え込んでいることもあるでしょう。けれど、その「つらさ」に名前をつけて、必要な支援を受けるための一歩を踏み出そうとすることは、決して弱さではなく、「これからを生きるための強さ」だと私は思います。
あなたが少しでも心穏やかに過ごせる日が増えていきますように。
私たち就労移行支援事業所COCOCARAでは、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

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