気分が落ちているときほど、
「何がつらいのか、うまく説明できない」
「考えようとすると、余計に混乱してしまう」
そんな状態になることはありませんか。
頭の中がごちゃごちゃしているのに、
それを言葉にしようとすると、なぜか手が止まってしまう。
書こうとしても、「こんなこと書いて意味があるのかな」と不安になる。
けれど実は、考えがまとまらないときこそ、ノートが力を発揮するタイミングでもあります。
きれいに書く必要も、結論を出す必要もありません。
ノートは、「整った自分」ではなく、整っていない自分のままで使っていい場所なのです。
この記事では、
気分が落ちていて言葉が出てこないときに役立つ、
やさしいノート術をここあらさんとお伝えします。
ここあらさんってだあれ?(ココをタップ♬)

就労移行支援事業所COCOCARAのキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!
なぜ気分が落ちると、言葉にできなくなるのか
発達障害の「感覚の違い」とは?感じ方の多様性を知ろう.jpg)
まず知っておいてほしいのは、
気分が落ちているときに考えがまとまらないのは、とても自然なことだということです。
心が疲れているとき、脳は
- 情報を整理する力
- 感情を言語化する力
- 優先順位をつける力
を一時的にうまく使えなくなります。
その状態で「ちゃんと考えなきゃ」「説明しなきゃ」と頑張ろうとすると、
かえって苦しくなってしまうのです。
だから、
考えをまとめようとしない書き方
意味を持たせない書き方
が、気分が落ちた日のノートには向いています。
ノートは「整理する場所」じゃなくていい
ノートというと、
- 前向きなことを書く
- 気づきをまとめる
- 反省や改善を書く
そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。
でも、気分が落ちている日に必要なのは、
「整理」よりも吐き出しです。
- まとまっていなくていい
- 矛盾していてもいい
- 同じことを何度書いてもいい
ノートは、
頭の中に溜まっているものを、一度外に出すための場所。
それだけで、心の負荷は少し下がります。
ご相談しませんか?
書けない日は「書けない」をそのまま書く
「今日は何も書けない」
そんな日も、もちろんあります。
そんなときは、
- 「今日は書けない」
- 「何も浮かばない」
- 「しんどい」
この一言だけで大丈夫です。
ノートを開いて、
書けない自分を記録することも、立派なノート術です。
「書けなかった=失敗」ではありません。
「書こうとした=自分を気にかけた」という事実が、ちゃんと残っています。
気分が落ちた日のためのノート術①
学習障害(LD/SLD)の方が仕事や日常生活で直面するトラブルと対策.jpg)
一文だけノート
考えがまとまらないときは、
長く書こうとしないことがポイントです。
おすすめなのは、一文だけ書くノート。
たとえば、
- 今日は頭が重たい
- 理由はわからないけど、しんどい
- 何もしたくない気分
これだけで十分です。
「続けて書かなきゃ」と思わなくていい。
一文書けたら、今日はもう終わりにしてOKです。
ノート術②
箇条書きで気分を書く
文章にしようとすると難しいときは、
箇条書きがおすすめです。
- 眠い
- 不安
- 人と話すのがしんどい
- 音が気になる
言葉の並びに意味がなくても構いません。
後から見返して、「あの日はこういう状態だったんだ」と気づければ十分です。
ノート術③
体の感覚から書いてみる
気持ちが言葉にできないときは、
感情ではなく、体の感覚から書くのもひとつの方法です。
- 胸が重い
- 肩がこっている
- 頭がぼーっとする
- 呼吸が浅い
感情は曖昧でも、体の感覚は比較的つかみやすいことがあります。
体の状態を書くだけでも、
「今日は無理しないほうがいい日かも」と判断する材料になります。
ご相談しませんか?
ノート術④
○△×だけで記録する
言葉が一切出てこない日は、
記号だけのノートでも大丈夫です。
- 今日の気分:×
- 体調:△
- 睡眠:×
理由は書かなくてOK。
続けていくと、
「×が続くときは、予定を入れすぎているな」
といった傾向が、自然と見えてくることもあります。
「ちゃんと書けない自分」を責めない

ノートが続かなくなる理由の多くは、
「ちゃんと書こう」としてしまうことです。
- 毎日書かなきゃ
- 役に立つことを書かなきゃ
- 前向きにまとめなきゃ
こうしたハードルは、
気分が落ちているときの自分には高すぎます。
ノートは、
元気な日のための道具ではなく、しんどい日のための道具。
続かなくても、空白があっても、
それは「失敗」ではなく、その時の状態を表しているだけです。
ノートは「自分を説明するため」にも使える
このノートは、
自分のためだけでなく、誰かに状態を伝えるときにも役立ちます。
- 病院で症状を説明するとき
- 支援員さんに相談するとき
- 仕事の配慮を考えるとき
「うまく説明できない」を助けてくれるのが、
書き残した断片的な言葉です。
完璧な文章じゃなくていい。
その日の自分のリアルが、何よりの情報になります。
ノートを書く目的は「よくなること」じゃなくていい
ノートを書くと、
「これで前向きになれるはず」
「解決につながるはず」
と期待してしまうこともあります。
でも、気分が落ちた日のノートは、
よくならなくていいんです。
- 少し楽になった
- これ以上悪くならなかった
- 自分を放置しなかった
それだけで、十分意味があります。
まとめ
人間関係をリセットしてしまいたいと感じたときは.jpg)
考えがまとまらないとき、
無理に考えようとしなくて大丈夫です。
ノートは、
整理するための場所ではなく、
そのままの自分を置いておく場所。
書ける日も、書けない日も、
どちらもあなたの大切な状態です。

書けない日も自分を知るヒントになる!
ここあらさんのひとこと
「言葉にならない日は、無理にまとめなくていいよ
書こうとした気持ちだけで、もう十分なんだから」

今回は気分が落ちたときのノート術についてお伝えしてきました。気分が落ちたときに言葉にできないのは自然な反応です。ノートは整えなくて大丈夫。書けない日も含めて、自分を気にかける道具になります。
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