毎年、夏になるとなんだか体がだるい、寝ても疲れが取れない、やる気が出ない……そんな漠然とした不調を感じていませんか?
熱中症や夏バテとはちょっと違う、でも確かに体も心もつらい。
その原因の一つとして考えられるのが、“自律神経の乱れ”です。
この記事では、夏に起こりやすい自律神経の不調とそのセルフケアについて、ここあらさんとわかりやすく解説していきます。「病気ってほどではないけれど、毎日がつらい…」という方に、少しでも安心とヒントをお届けできればと思います。
ここあらさんってだあれ?(ココをタップ♬)

就労移行支援事業所COCOCARAのキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!
自律神経って何?

自律神経とは、私たちの体の働きを無意識にコントロールしてくれている神経です。たとえば__
- 呼吸
- 体温調節
- 消化や吸収
- 血圧や心拍の調整
などは、すべて自律神経が自動でバランスを取ってくれています。
この自律神経には、主に以下の2つの働きがあります。
- 交感神経:活動・緊張・ストレスに関わる
- 副交感神経:休息・回復・リラックスに関わる
ふたつの神経がバランスよく切り替わることで、私たちは元気に活動したり、ゆっくり休んだりできるのです。
なぜ夏に自律神経が乱れやすいの?
夏は自律神経にとって負担が大きい季節です。その理由は__
【寒暖差のストレス】
外は猛暑、室内は冷房でひんやり。この急激な温度差に体が何度もさらされると、体温調節を担う自律神経がフル稼働して疲れてしまいます。
【強い日差し・湿度の高さ】
紫外線や高湿度は、体の緊張や不快感を高め、交感神経を優位にします。リラックスできず、睡眠の質も低下しがちに。
【生活リズムの乱れ】
夜も気温が高くて眠れない、食欲が落ちる、外出を控えて活動量が減る、こうした生活リズムの乱れが、さらに自律神経のバランスを崩します。
どんな不調が出やすい?
夏の自律神経の乱れによって、以下のような症状が現れることがあります。
- なんとなく続く倦怠感
- 朝起きられない、眠りが浅い
- 頭痛・めまい・吐き気
- 胃腸の不調(食欲不振・下痢・便秘)
- 集中力の低下・気分の落ち込み
- 動悸や息切れ
- 手足の冷え・のぼせ感
これらは一見バラバラに見えますが、どれも“自律神経のバランスが崩れることで起こる不調”です。
病気じゃないけどつらい…それが自律神経の乱れ

検査をしても異常が見つからない、でもつらい__
そうした場合、自律神経の乱れによる「機能性不調」の可能性があります。
「甘え」「気のせい」ではありません。体の中で起こっている“見えないバランスの崩れ”が、確かに症状として出ているのです。
早めに気づいてケアを始めることで、悪化を防いだり、回復を早めたりすることができます。

違和感を早めに察知しよう
夏の自律神経セルフケア7選

では、夏の自律神経の乱れにはどんな対策ができるのでしょうか?
【朝起きたら光を浴びる】
朝の太陽光は体内時計をリセットし、自律神経の切り替えをスムーズにします。カーテンを開けて朝日を感じるだけでもOK。
【冷房と上手につきあう】
室温は26~28℃、外気との差は±5℃以内を目安に。直接風に当たらないように工夫したり、ひざ掛けや羽織りも活用しましょう。
【冷たい飲食物は“ほどほどに”】
アイスや冷たい飲み物が増えがちですが、内臓が冷えて自律神経が乱れる原因に。常温の飲み物や、温かい汁物も意識して摂りましょう。
【1日1回、軽く汗をかく】
軽いストレッチやウォーキングで体温調節機能を保ちましょう。夜の入浴(38~40℃のぬるめ)も副交感神経を高めてくれます。
【香りでリラックス】
ラベンダーやレモングラスなどの精油は、副交感神経を刺激し、気分を落ち着けてくれます。ディフューザーがなくても、ハンカチに1滴でOK。
【“寝る1時間前”はスマホお休みタイム】
ブルーライトは交感神経を刺激します。照明を落とし、静かな音楽や読書などでリラックス時間を持ちましょう。
【無理をしない、自分に優しく】
「また調子悪い…」と責めずに、「今日はゆっくりしよう」「ちょっと休もう」と声をかけてあげることも、大切なケアの一つです。
食事でも自律神経ケアを
栄養不足も自律神経の働きを弱める原因になります。
特に夏に意識したい栄養素は以下のとおりです。
- ビタミンB群(疲労回復):豚肉、納豆、玄米など
- マグネシウム(神経の安定):海藻、ナッツ、大豆
- たんぱく質(体力の維持):魚、卵、豆腐
冷や汁や豆腐そうめん、枝豆ごはんなど、夏らしくて栄養のあるメニューを取り入れてみましょう。
病院に行く目安は?

セルフケアをしても不調が続く場合や、以下のような症状があるときは、早めに医療機関を受診しましょう。
- 数週間にわたりだるさ・頭痛・不眠が続く
- 日常生活に支障が出ている
- 強い気分の落ち込みや不安感がある
内科、心療内科、自律神経外来などで相談できます。「話を聞いてもらうだけでも安心した」という声も多いです。
ゆるやかに整える、夏のこころとからだ
なんとなく続く夏の不調__
それは、見えないところで頑張りすぎている自律神経からの“ちいさなSOS”かもしれません。
「調子が出ないな」と感じたら、無理にがんばるより、体の声を聴いてあげてください。
朝の光、ぬるめのお風呂、香り、軽い運動、そして何よりも「自分を責めない心のゆとり」が、ゆっくりと体調を整える力になります。

体を休ませるのも仕事だよ!
ここあらさんのひとこと
「夏には夏の不調があることを忘れず
心身ともに整えていこう」

今回は夏の不調とセルフケアについてお伝えしてきました。夏の間だけの不調だから…と我慢せず、自分に合ったケアを続けてみましょう。ゆるやかに、でも確かに、心と体は整っていきます。
私たち就労移行支援事業所COCOCARAでは、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

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