「健康保険組合」と「全国健康保険協会(協会けんぽ)」の違い

おはようございます、サービス管理責任者の関です。

健康保険の種類と聞かれて、

国民健康保険と社会保険については、下記の補足を見て頂くと区別はつくと思います。

⓵国民健康保険~各市区町村・各都道府県産業別組合が保険者である健康保険

<保険者番号が6桁>

⓶社会保険~協会けんぽ、組合健保などが保険者である健康保険

<保険者番号が8桁>

では表題の「健康保険組合(組合健保)」と「全国健康保険協会(協会けんぽ)」の違いは何か?

・月々保険料を支払っていれば、医療費負担は基本的に3割でOK ・入院時や出産時などに給付金も受け取れる

多くの会社員は「協会けんぽ」に加入します。しかし、企業が健康保険組合に入っている場合は、組合が管理する「組合健保」に加入することになります。会社員がどちらかを選べるわけではなく、勤め先の企業が入っている健康保険によって決まる、ということです。

⑴「組合健保」は、健康保険組合が運営する健康保険のこと
⑵「健康保険組合」は、企業や業界ごとに設立、運営がなされる
⑶「全国健康保険協会」の「協会けんぽ」にはないメリットがある


協会けんぽと組合健保の比較

どちらも同じ健康保険ですが、協会けんぽより手厚くおトクな設計が組合健保の特徴です。就職活動などで会社を選ぶとき、健保組合の有無も参考にするとよいかもしれません。組合健保の場合、対象の組合に継続して2ヶ月以上加入していれば、退職後も2年間のみ保険を継続できます(任意継続)。

ただし、会社をやめてしまうと保険料の一部負担がなくなるので、自分で全額を納付する必要があります。それまでと比べて納付額は高くなりますが、国保へ加入するより安くなる場合もあります。

組合健保の特徴

Ⅰ.保険料率が低い傾向

Ⅱ.事業主と従業員との負担割合を変えられる

Ⅲ.組合独自の給付

Ⅳ.充実した福利厚生

Ⅰの組合健保の保険料率は、制度上は13%まで設定できますが、実際は10%より低く設定されていることがほとんどです。というのも、協会けんぽの料率を超えてしまうと、会社側にとっては組合健保を維持するメリットが薄れてしまうからです。

次にⅡの従業員と雇用主の負担割合は原則折半ですが、組合健保では雇用主の負担を増やし、従業員の負担を減らすことができます。ですが、従業員の負担が0%になることはありません。実際には、 “50%よりちょっと少なくなっている” くらいの変更がほとんどです。

その他にも一部の健康保険組合によっては、窓口で自己負担する3割の医療費についても、支払った額の一部を還元されたり、窓口での医療負担金が一定額を超えると還付される健康保険組合もあります。(Ⅲについて)

健保組合では、人間ドックや健康セミナーなどの実施も担っています。他にも、契約しているフィットネスクラブや保養施設を特別価格で利用できるなど、嬉しいオプション付きの組合もあります。

総じて、実際に勤務してみないと分からないところですが、大企業や業種ごとにまとまって健康保険組合を作っているところだと、協会けんぽに比べてのメリットがあります。

今回は普段と違う視点で健康保険について見ていきましたが、こういうまめ知識が少しでもお役に立てばと思います。

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