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高次脳機能障害の方の働き方!就労支援とは?向いている仕事は?

2013年の調査によると日本全国におよそ27万人の患者がいるとされる高次脳機能障害。

高次脳機能障害は病気や不慮の事故などにより、誰もが発症する可能性のある疾患です。

もしかしたら自分自身や家族、会社の同僚が高次脳機能障害と診断されることがあるかもしれません。

今回は高次機能障害についての説明と、高次脳機能障害の方が利用できる就労支援を解説します。

参照:国立障害者リハビリテーション(相談窓口)
http://www.rehab.go.jp/brain_fukyu/soudan/

高次脳機能障害とは?

見た目には分かりにくい障害、それが高次脳機能障害です。

高次脳機能障害は脳の記憶や思考、判断などの知的な機能を司る神経機能がケガや病気などによりその機能を失うことをいいます。

例えばケガにより脳に損傷を負い、後遺症でこれまで簡単に読めていた文字が読めなくなってしまうなど、患者の人生に与える影響は計り知れません。

高次脳機能障害は失語症や記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害など様々な認知機能の低下を招くのです。

参照:国立障害者リハビリテーションhttp://www.rehab.go.jp/brain_fukyu/rikai/

高次脳機能障害の原因

具体的な高次脳機能障害の原因としては脳血管障害、脳外傷、中毒疾患、感染症、自己免疫疾患など様々です。

割合としては脳内出血や脳梗塞などの脳血管障害が全体の8割を占め、次いで脳挫傷などの脳外傷が1割となっています。

また年齢が高くなるにつれて脳血管障害の割合が高くなる傾向です。

女性よりも男性に患者が多く、60歳以上の患者が全体の7割近くを占めています。

参照:東京都医師会HP「高次脳機能障害について」

https://www.tokyo.med.or.jp/docs/handbook/358-375.pdf

参考:東京都保健福祉局HP「高次脳機能障害者実態調査結果」

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/joho/soshiki/syougai/seishiniryo/oshirase/kouji.html

高次脳機能障害の特徴

「見えにくい障害」と言われるように、高次脳機能障害は周囲からは分かりにくい障害です。

職場や学校など日常生活で障害が表れることが多く、診察室では見落とされがちな傾向もあります。

そのため事故や病気以前の様子とその後の変化を正確に医師に伝えることが重要です。

高次脳機能障害のおもな特徴は以下の通りです。

・外見上は障害が見えにくい

・患者自身も障害を正確に把握できていないことがある

・診察や入院時よりも日常生活において障害が表れやすいため、医療側でも障害を把握しにくい

・複数の症状が組み合わさって表れることが多く、その組み合わせも人それぞれ

・健康状態が脳に影響を与える

高次脳機能障害の方が利用できる就労支援

見えにくい障害である高次脳機能障害は障害を隠して就労するか、障害をオープンにして就労するか迷うところです。

障害をオープンにして再就職する際は、様々な就労支援を受けることができます。

また以前の仕事に復職するのであれば障害の程度にもよりますが、企業に障害の内容を伝えるのも一つの方法です。

企業側としても説明がないと以前と同じ業務をしてもらえると思うでしょう。

以前と同じように働くことが難しいなら、障害をオープンにして部署や業務内容を変えてもらうなど企業側に配慮を求めることも長く勤めるためには必要です。

就労移行支援・就労継続支援

就労移行支援事業所は障害を持つ方が一般企業への就労を目指し、職業訓練や就職活動の支援を受けられる機関です。

また現時点では一般企業での就労が困難な方には、就労継続支援事業所でリハビリや就労の場が提供されます。

ハローワーク

ハローワークでも障害者専用の窓口があります。

障害について専門的な知識をもつ職員や相談員が、求人情報の提供や就職に関する相談に乗ってくれます。

地域障害者職業センター

地域障害者職業センターは各都道府県に一か所以上設置されています。

障害者を対象とした就職・復職に向けての相談や職業能力等の評価、就職前の支援、就職後のアフターフォローなどを行う機関です。

参照:高齢障害求職者雇用支援機構HP「地域障害者職業センター一覧」

https://www.jeed.go.jp/location/#03

障害者就業・生活支援センター

障害者の身近な地域で、就労・生活面での一体的な支援や雇用の促進・安定を図る機関です。

雇用、保健、福祉、教育等の関係機関と連携し全国に設置されています。

参照:厚生労働省HP「障害者就業・生活支援センター一覧」

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18012.html

障害者職業能力開発校

国及び都道府県が設置する、障害者が基礎的な知識・能力を習得するための職業訓練を行う機関です。

全国に19校の国や都道府県の障害者職業能力開発校があり、他にも企業や社会福祉法人、NPO法人、民間教育訓練機関などの能力開発施設もあります。

参照:厚生労働省HP「障害者職業能力開発校所在地等一覧」

https://www.mhlw.go.jp/www2/topics/schedule/sokushin/index2.htm

高次脳機能障害の方が働きやすい仕事とは?

高次脳機能障害の方は障害の表れ方によって可能な業務が異なりますが、一般的に臨機応変な対応や新しく覚えることが多い業務は向いていないとされます。

そのため周囲の理解・サポートを受けやすい職場環境での就労が望ましいといえるでしょう。

自分にどのような症状があり、そのためにどのような配慮が必要なのかを会社の上司や同僚に伝えることが大切です。

元の職場に戻るにせよ新しい就職先を探すにせよ、自分の障害について正確に把握する必要があります。

まとめ

今回は高次脳機能障害がどのような障害なのか、また高次脳機能障害の方が受けられる就労支援についてお伝えしました。

病気やケガをきっかけに高次脳機能障害の負った方の苦しみや苦労はとても大きいものです。

公共・民間の支援機関を利用して、生活面や就労面での不安を取り除けるようにしていきましょう。

私たちCOCOCARAは、就労移行支援事業所として、障害等の事情があってお仕事に就くことに苦労している方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。

「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一人で悩まずに一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

私たちと一緒にご自分に合った働き方について考えてみませんか。

「スムーズに復職できるか不安……」「再就職先が見つからない……」などとお悩みを抱えている方は、一人で悩まずに一度相談に来られてみてください。

少しでも治療や就業の不安を払拭できればと思います。

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