障害者雇用で働く年収の平均額はいくら?年収アップのコツについても解説
平成30年4月1日から障害者雇用制度に精神障害者も加えられるようになりました。また、短期間就労者が1人単位カウントできるようにもなりました。障害者が働ける環境は整って来ています。
実際のところ、障害者雇用で働くと年収は平均でいくらくらいと思いますか?具体的な金額を障害種別ごとに示していきます。
また、嬉しい年収アップのコツについても解説していきます。
4つの障害種別ごとの平均年収と特徴
気になる障害者雇用の平均年収ですが、参考までに障害者雇用枠でない一般の日本の平均年収は令和4年度で458万円です。
《参照》令和4年分 国税庁民間給与実態統計調査
1.身体障害者
「平成30年度障害者雇用実態調査結果」によりますと、身体障害者の平均月収に12を掛けた平均年収は258万円です。
4障害種別のなかでは最も平均年収が高いです。障害者雇用で働く半数以上が月給制で給料を貰っています。
2.知的障害者
知的障害者の平均年収は140万4千円で4障害種別のなかで最も低くなっています。7割以上が時給制で働いています。
3.精神障害者
精神障害者の平均年収は150万円です。知的障害者同様7割以上が時給制で働いています。
4.発達障害者
発達障害者の平均年収は152万4千円です。わずかに精神障害者より多いですが、週に30時間以上働く人をみると精神障害者の方が多くなっています。
障害者雇用の年収の平均が低い理由
1.労働時間が短い
障害をもって長時間労働することは体や心に大きな負担となります。そのため、障害者雇用で働く場合、30時間以内の勤務時間で働くことが多いです。
1日の勤務時間が短いことは体調を維持するうえではとてもプラスに働きますが、一方で、給与は低い水準に抑えられてしまう原因となっています。
2.賃金が低い職種が多い
障害者雇用枠で募集している職種は、接客や清掃、介護といったものが多いです。これらの職種は、一般の場合でも比較的労働賃金が低い傾向にあります。
3.勤務時間や労働環境に配慮がなされていることは良いことです。けれど、そのために職場でリーダー的なポジションを得ることはかなりまれなケースとなります。昇進することが少ないので、それに伴う昇給もあまり期待できない現状があります。
障害者雇用でも高い年収を得るコツ
1.高収入が見込める職種を選ぶ
Adobe系のソフトを使いこなしてのwebデザイナー、動画編集などのIT系の仕事に就職できれば、比較的高収入を得ることができます。基本となるHTMLやCSSのコードについても習得しておくとでさらに収入に有利に働きます。
事務系の仕事につくことでもある程度安定した収入を得ることができます。この場合であっても、Word、Excel、PowerPointなどを使いこなせる技術が求められます。
2.ITの資格や技術を学ぶ方法
① 専門学校
専門学校の良いところは沢山あります。比較的利便性の高い場所にあることが多いです。また、建物や内装もおしゃれなところも多いです。講師陣もかなりスキルが高い人が多いです。
デメリットは一言でいえば、高額な学費です。2年課程の場合、200万円を超える学費が必要だと言われています。
デメリットといえるかはそれぞれの専門学校によって違いがあると思いますが、障害の特性に応じた配慮が必ずしもなされているとは限りません。障害がある人にとってはなんの配慮もされていない場合、学習に困難があることとなります。
② 職業訓練校
メリットは学費が無料なことです。さらに、条件を満たせばお金を貰いながら通学できることすらあります。
職業訓練校には2種類あります。
1つ目が公共職業訓練校です。こちらは、失業保険を受給している方向けのものとなります。失業保険の額はそれぞれですが、それなりのまとまった金額を受け取りながら知識や技術を学ぶことができます。
2つ目が求職者支援訓練校です。失業保険を受給していない方が対象です。この場合でも条件を満たせば職業訓練受講給付金が受け取れます。
職業訓練校のデメリットは、講座の内容が最新ではなかったり、即戦力として通用するレベルでなかったりするケースもあります。
また、専門学校のように立地の良い、おしゃれな環境でないことが多いです。
職業訓練校は基本的には一般の離職者が対象です。一部障害者を対象としたものもありますが、障害がある求職者に環境やカリキュラムが充実しているわけではありません。
また、嬉しい給付金ですが、貰うためにはかなりハードな学習態度を求められます。遅刻や早退も大変厳しく評価されます。
障害者雇用で年収アップを達成するコツとは?
障害者雇用であっても高収入を得るためには、PCやITの知識や技術を身に付ければ良いことが分かりました。
専門学校や職業訓練校を利用するのも1つの方法ではありますが、それぞれお金がかかったり、障害者に十分配慮されてはいなかったりと決め手にかけます。そこで、おすすめのコツを解説します。
就労移行支援事業所の利用
就労移行支援事業所を知っていますか?名前からも想像がつくと思います。仕事を得るサポートをしてくれる福祉事業所です。
利用できるのは障害者手帳を所持し、障害福祉サービス受給者証の交付を受けた人です。なんだか難しそうに感じるかもしれませんが、これらの手続きは福祉のプロである就労移行支援事業所のスタッフが手伝ってくれるので心配要りません。
就労移行支援事業所にもいろいろありますが、障害者雇用で高収入を目指すならお勧めの事業所があります。それは、IT特化型就労移行支援事業所COCOCARAです。
COCOCARAでは障害者雇用でも高収入が見込めるPCやITの技術を無料で、そして障害特性に十分に配慮した環境で学ぶことができます。
(h2)まとめ
障害者雇用での年収の平均は残念ながら一般と比べるとかなり低いものと言えます。けれど、IT等の資格や技術を手にすれば高収入も夢ではありません。
そのためには、専門学校や職業訓練校で学ぶことも1つの方法ではあります。けれど、学費が高かったり、障害特性に配慮が足りなかったりとのデメリットがあります。
お勧めできるコツは、就労移行支援事業所の利用です。そこでは、障害特性に十分に配慮して貰え、高収入を得るためのITスキルを無料で学ぶことができます。
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