双極性障害の方は顕著な躁期鬱期があります。復職までの流れに乗るには奇異な言動が落ち着いてくる回復期を早く正確に捉える必要があります。復職への流れに乗せるには感情の波の見極めという点に大変さがあります。上手に感情の波の見極めを行い復職できるコツについても解説します。|IT特化型就労移行支援事業所COCOCARA
双極性障害の人が復職までの流れに乗る大変さとは?復職できるコツを解説
双極性障害は急性期と呼ばれる誰からみても言動に異常を感じる躁の時期、鬱の時期があります。この時期に復職を考えても周囲が制止するので問題は起きにくいでしょう。
本人或いは支援者にとって見極めが難しいのは回復期と呼ばれる時期です。復職までの流れに上手に乗るためには症状が落ち着いて来る回復期の予兆を早期にキャッチすることが必要です。
双極性障害の2つのタイプとは?
1.双極性障害Ⅰ型
感情の起伏があるのが双極性障害ですが、Ⅰ型と呼ばれるタイプは躁期が強く出るタイプです。躁期には以下のような症状があります。
①.睡眠障害
著しく睡眠時間が減ります。1日の睡眠時間が3時間程度でも全く疲れや眠気を感じません。けれど、本人は躁的にリスキーになった自分を意識できません。
まだ夜も明けない午前3時、4時に起床(早朝覚醒)し活発に活動します。
②.活動量の異常な上昇
睡眠障害とも関連しますが、休息もとらずに長時間活動をします。本人の障害を知らない人からは「バイタリティ溢れる人だ」と誤解されることもあります。
3.多幸感・万能感
良く笑い失敗をものともせず行動します。自分はなんでもできると思い込み、その自信が表情や態度にみなぎります。この症状も良く知らない人からは「単にポジティブな人」と誤解されることもあります。
双極性障害の男性には奔放な恋愛を楽しんでいるように見える人がいます。これは良く症状を知らない女性達が「アイデアに富み、自信に満ちた男性的な人」などと誤認するからです。
4.観念奔逸
アイデアが頭に次々と浮かびます。それにつき動かされるように色々なことに並行して手を出します。多くがすぐに壁にぶつかり挫折しますが本人はいたって平気です。
5.誇大妄想
自分をキリストの生まれ変わりだとか、西郷隆盛であるとかの妄想を抱きます。街角で人々に説法を行う人もいます。明らかに周囲から奇異に映る言動ですので医療保護入院となるケースもあります。
2.双極性障害Ⅱ型
躁鬱の鬱の症状が顕著なタイプです。躁期が目立たないため単極性鬱病や適応障害などと誤認されがちです。以下のような症状があります。
(h4)①.睡眠障害
早朝覚醒、入眠困難、中途覚醒、熟眠感が得られない、多夢感などの症状があります。昼夜の生活リズムが逆転することも多いです。
②.気分の落ち込み
過去に対して後悔の念ばかりが浮かびます。未来に対しては好転するような気持ちを一切もてません。
気分は日内変動することがあります。多くの人が朝の気分が一番きつく日没後から少し楽になります。反対のリズムで気分が変動する人もいます。
③.意欲の低下
最初は仕事や家事に対する意欲がなくなり、欠勤したり部屋でゴロゴロしたりします。やがては身なりも気にしなくなります。症状が進むと入浴はもとより、歯を磨いたり、髪をといたりもできなくなります。
④.罪業妄想
こんな辛い目に合うのは「自分が罪深いため神様によって罰せられている」との妄想を抱きます。また、病状である苦しみが神様の意思なので逃れることはできないと確信を抱きます。
⑤.希死念慮
神様に罰せられ続けるなんの希望もない世界から逃れるため死を願うようになります。鬱の重い場合、気力や体力がないため実行に移すことはまれです。けれど、鬱から少しだけ回復したときに実行してしまうので様子観察が大切です。
双極性障害の症状の変遷と復職までの流れ
気分障害の中では双極性ということだけをとればバランスが良い気分障害とも言えます。一般の方でも気分の波はあるからです。
けれど、双極性障害と共に生きる人はその振幅が極端に大きかったり、感情が起きる根拠となる事実がなかったりします。躁鬱の症状を起こす引き金はストレスです。
①.急性期
Ⅰ型であれば誇大妄想などが見られます。多弁となり周囲の人に攻撃的な言動も見られトラブルが起きます。本人はハイテンションになっている自覚はありません。けれど周囲の人の働きかけによって多くが入院治療に入ります。
Ⅱ型では希死念慮や罪業妄想などが起き、大変な苦しさを経験します。起き上がることもできなくなるため、重い場合は入院加療が必要です。
急性期は医学的な治療が主となります。激しい症状を引き起こすきっかけとなる仕事や家事、育児から早く距離をとり可能なら入院加療に入るべきです。
復職までの流れのスタート地点である急性期の大変さは本人の意思と異なる場合でも必要なら入院治療等を受けさせなければならない点です。
②回復期
激しい症状が落ち着いて来る時期です。けれど油断すると躁から鬱へ、鬱から層へと反対の極に遷移してしまうこともあります。入院加療中ならば医療従事者が観察しているので次第に安定していきます。
回復期の復職までの流れに乗る大変さは、「焦り」のコントロールです。「早く退院して復職したい」と焦る気持ちを上手に抑制することに大変さがあります。
③安定期
主治医から症状が軽快したので退院しても大丈夫との判断がされたら病気は安定期に入ったと言えます。いよいよ復職に向けて動き出す時期です。
安定期は医療従事者との関係が薄れます。復職の流れに乗る大変さは専門知識を持って寄り添ってくれる人を得る必要がある点です。
双極性障害の病気にも詳しく、精神障害者の就労についても知識やサポート経験がある人とのつながりを得ることがとても大事になります。
双極性障害と共に生きる人が上手に復職するコツとは?
①就労移行支援事業所
双極性障害の病状が安定期に入ると復職の準備に入ることになります。ここで必要なことは病気にも詳しく、障害者の就労についても専門知識と経験をもっている人とのつながりを持つことです。
就労移行支援事業所を知っていますか?障害と共に生きる人たちが就労するための知識や技術を授けてくれる福祉事業所です。
就労移行支援事業所は福祉事業所です。利用するための費用は多くの場合はナント無料です。そこには双極性障害についても詳しく、また障害者が復職して職場に定着するまでのノウハウを持った職員が在籍しています。
②おすすめの就労移行支援事業所はどこ?
双極性障害と共に生きる人たちが復職の流れに乗る手伝いをしてくれる就労移行支援事業所でおすすめなのがIT特化型就労移行支援事業所COCOCARAです。
COCOCARAには双極性障害について詳しいスタッフが揃っています。だから、COCOCARAに通所することで復職までの間の生活リズムが整います。
COCOCARAでは現在どんな業種でも必須となってきているOffice系、Adobe系ソフトの活用スキルも学べます。復職するまでを有意義に過ごすことができます。
復職後も職場へ定着できるまで定期的に様子を見守ってくれます。COCOCARAの職員が職場に赴き上司らと連携を図ってくれます。その中で必要なら面接を行い必要なアドバイスをしてくれます。
まとめ
双極性障害と共に生きる人が復職の流れに乗るには大変さがあります。
病的な気分や感情の起伏に自分では気づきにくいからです。
そのため、専門的知識を持った人に見守ってもらえる環境を得ることが、復職して安定的に働くためにとても大切です。
そういった環境が得られる場所として就労移行支援事業所COCOCARAの利用をおすすめします。
COCOCARAのスタッフはプロの支援技術で復職し職場定着できるまで優しく寄り添ってくれます。
COCOCARAは、障害等の事情によってお仕事に就くことに苦労している方に対して、就職に向けてのサポートを行なっている就労移行支援事業所です。
「就職活動がうまくいかない」
「自分に合った働き方がしたい」など不安や悩みを抱えている方は、一人で抱えこまずにお気軽にご相談ください。
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