誰もが、今ココカラ挑戦できる場所

LINE問合せ
WEB問合せ
電話問合せ
アクセス
利用者専用
動画サイト
その他

“ただの心配性”じゃない~強迫性障害を理解するためにできること~

「何度も鍵を確認してしまう」「手を何度も洗わないと気がすまない」

そんな経験はありませんか?

それはもしかしたら、“強迫性障害(OCD)”のサインかもしれません。

強迫性障害(OCD:Obsessive-Compulsive Disorder)は、不安障害の一種で、頭に浮かぶ不快なイメージや思考(強迫観念)に苦しみ、それを打ち消すために繰り返しの行動(強迫行為)をしてしまう病気です。日常生活に支障をきたすこともあり、決して“ただの心配性”では片付けられない深刻な精神疾患です。

この記事では、「強迫性障害とは何か」「どんな症状があるのか」「治療法やセルフケア方法は?」といった疑問にやさしくお答えしながら、当事者や家族、周囲の人が理解を深め、適切に向き合うためのヒントをここあらさんとお届けします。

ここあらさんってだあれ?(ココをタップ♬)

就労移行支援事業所COCOCARAのキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!

強迫性障害(OCD)とは?

強迫性障害とは、強迫観念と強迫行為という2つの症状が中心となる精神疾患です。

  • 強迫観念(obsession):自分の意思に反して繰り返し頭に浮かぶ、不快な考えやイメージ。たとえば「汚れている」 「間違っている」「何か悪いことが起きるかも」など。
  • 強迫行為(compulsion):その不安を打ち消すために行う繰り返しの行動や思考。たとえば「手を洗う」「確認する」「数を数える」など。

よくある症状の例

以下のような症状が見られることがあります。

  • ドアの鍵を何度も確認してしまう(確認行為)
  • 公共の場に触れるのが極端に不安で、過剰に手を洗う(洗浄行為)
  • 順序や対称性に強いこだわりがある(秩序強迫)
  • 心の中で決まった言葉を繰り返してしまう(精神的儀式)

これらの行為をやめようとしても、不安や恐怖に襲われてしまい、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

強迫性障害の原因と背景

強迫性障害の原因は、いくつかの要因が絡み合っていると考えられています。

  • 脳内の神経伝達物質の異常:特にセロトニンの働きに関係があるとされます。
  • 遺伝的要因:家族に同じような傾向がある場合、発症リスクが高くなることがあります。
  • 環境的要因・性格傾向:几帳面さや完璧主義の性格傾向、ストレスの多い環境なども影響します。

強迫性障害の治療方法

1. 精神療法(認知行動療法:CBT)

治療の第一選択肢は、**曝露反応妨害法(ERP)**を含む認知行動療法(CBT)です。これは、不安を引き起こす状況にあえて触れ、強迫行為を我慢する練習を通して、徐々に症状を軽減していく方法です。

2. 薬物療法

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)という抗うつ薬が主に使用されます。脳内のセロトニン濃度を調整することで、強迫観念や不安を軽減します。

症状の重さに応じて、薬物療法と精神療法を組み合わせて行うことも一般的です。

セルフケアのヒント

治療に加えて、日常生活の中でできることもあります。

  • ストレスを減らす生活習慣(十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動)
  • 感情や思考をノートに書き出す(ジャーナリング)
  • 信頼できる人に相談する
  • 自分を責めすぎず、「病気のせいかも」と捉える視点をもつ

できることから始めよう

周囲の人ができるサポート

  • 否定せず、「大変なんだね」と共感する
  • 無理にやめさせようとしない
  • 本人のペースに合わせて支援する
  • 医療機関やカウンセリングへの同行なども効果的

まとめ

強迫性障害は、本人の努力だけではどうにもならないことも多く、適切な治療と理解が不可欠です。

  • 強迫性障害は不安障害の一種であり、脳の働きに起因する精神疾患
  • 繰り返される強迫観念と強迫行為が日常生活に支障を与える
  • 治療法としては認知行動療法(ERP)やSSRIによる薬物療法が主流
  • セルフケアと周囲の理解も大切

“ただの心配性”と片付けず、「もしかして?」と思ったら専門家に相談してみることが、回復への第一歩になるかもしれません。

周りの力も借りようね!

ここあらさんのひとこと

「“気にしすぎ”じゃなくて、“気になってしまうこころ”に

ちゃんと名前があるんだよ」

今回は強迫性障害についてお伝えしてきました。この記事が、強迫性障害で悩む方やそのご家族、支援者の方々にとって、少しでも安心や理解の手助けになれば幸いです。

困ったときに頼れる選択肢があること、自分のペースで回復してよいこと、そして「ひとりじゃない」と感じられるような情報を、これからも発信していきます。

私たち就労移行支援事業所COCOCARAでは、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

🐨見学・体験へのお申込み・相談

📩問合せ

📞電話

 池袋オフィス 03-5980-8834
 板橋オフィス 03-5944-1126
 所沢オフィス 04-2941-4884
(電話受付時間 平日9時30分~18時)

💻ホームページ

https://cccara.com/

からもお気軽にご相談くださいませ!

📷Instagram

DMからのご相談もお待ちしております♪

📓note

https://note.com/cococara_dayori

📌おすすめの記事

障害者雇用を目指す方の為のおすすめ転職エージェント一覧!

板橋区・北区で動画編集やWebデザインなどのITに特化した就労移行支援

障害者の方が利用しやすいおすすめ求人サイト6選を比較

#Webデザイン #動画編集 #htmlcss #就活 #うつ病 #発達障害 #適応障害 #hsp #豊島区 #就労移行支援 #池袋 #東武東上線 #都営三田線 #COCOCARA #障害者雇用 #板橋 #所沢 #所沢市 #所沢駅 #所沢駅すぐ #所沢駅近 #西武線 #新宿線 #池袋線 #ここあら

関連記事

  1. 他にも色んなブログが盛りだくさん!※今日は所沢事業所から

  2. 他にも色んなブログが盛りだくさん!※今日は板橋事業所から

  3. 他にも色んなブログが盛りだくさん!※今日は池袋事業所から

PAGE TOP