「就労移行支援に通いたいけれど、どの事業所を選べばいいかわからない」
「見学しても、何を基準に選べばいいのか迷ってしまう」
そんな声をよく耳にします。
就労移行支援は、“働くこと”をサポートする福祉サービスですが、実際の内容や雰囲気は事業所によって大きく異なります。
せっかく利用を始めても、「合わなかった」と感じてしまうと、体調や意欲に影響してしまうことも。
この記事では、事業所選びのチェックポイントと、通所ペース・スケジュールの立て方を合わせてここあらさんと解説します。
あなたが安心して「ここなら自分に合いそう」と感じられる場所を見つけるためのヒントになれば幸いです。
ここあらさんってだあれ?(ココをタップ♬)

就労移行支援事業所COCOCARAのキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!
そもそも「就労移行支援」とは?
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就労移行支援は、障害や病気を抱える方が「一般就労」を目指すための訓練を受けられる福祉サービスです。
対象となるのは、精神障害・発達障害・知的障害・身体障害などのある方や、うつ病や適応障害、発達特性などで働くことに不安を感じている方など。
訓練内容は事業所によって異なりますが、主に次のようなプログラムが用意されています。
- ビジネスマナーやコミュニケーションの練習
- パソコンスキルや事務作業などの実践訓練
- 就職活動(履歴書作成・面接練習など)の支援
- 体調・生活リズムの安定を目指すサポート
- 実習や企業見学の機会の提供
利用期間は最長で2年間。
その間に、あなた自身のペースで「働く準備」を整えていくことが目的です。

働くための準備をサポートするよ!
ご相談しませんか?
自分に合った事業所を選ぶポイント

就労移行支援の事業所は全国に数多くありますが、同じように見えても、実は中身はかなり違います。
大切なのは、「良い事業所」ではなく、「自分に合う事業所」を選ぶこと。
以下のポイントを押さえると、失敗しにくい選び方ができます。
(1)訓練内容が自分の希望に合っているか
まず確認したいのは、プログラムの内容です。
たとえば、「事務職を目指したい人」と「デザイン職を目指したい人」では、学びたいスキルが異なります。
事業所によっては、IT系に特化していたり、資格取得に力を入れていたり、対人スキルを重視しているところもあります。
見学の際には、次のような質問をしてみるとよいでしょう。
- パソコン訓練はどんなレベルから学べますか?
- ビジネスマナーの練習はどんな内容ですか?
- 就職活動のサポートはどのように行っていますか?
自分の“今のスキル”や“目指したい職種”と照らし合わせて、内容が合うかを確認しましょう。
(2)職員のサポート体制
就労移行では、職員との相性もとても大切です。
体調の波や心の不調を抱えながら通う方も多いため、「話しやすい」「安心できる」と感じられる関係性が、継続のカギになります。
見学のときは、職員の話し方や雰囲気をよく観察してみてください。
質問をしたときに、丁寧に説明してくれるか、あなたの状況に合わせて提案してくれるかどうかがポイントです。
(3)事業所の雰囲気・環境
「落ち着いて過ごせる空間かどうか」も重要です。
騒がしい環境や人の出入りが多い場所では、集中が難しくなることもあります。
チェックしたいポイントは以下の通りです。
- 室内の明るさや静かさ
- 清潔感や整理整頓の状態
- 利用者さん同士の距離感や雰囲気
- 休憩スペースの有無
可能であれば、見学時に実際の訓練の様子を見せてもらいましょう。
「ここなら安心して通えそう」と感じられるかが判断の目安です。
(4)企業とのつながり・就職実績
事業所の支援力を知るには、「就職実績」も参考になります。
実績の数よりも、「どんな企業に就職しているか」「どんなサポートで就職につながったか」に注目しましょう。
また、企業見学や実習の機会が多い事業所は、働くイメージを掴みやすく、就職後のミスマッチも減ります。
(5)通いやすさ・立地
継続して通うためには、アクセスのしやすさも重要です。
「無理なく通える距離か」「交通費の負担は大きくないか」を確認しましょう。
特に体調が安定していない時期は、通所時間が長いと負担になります。
駅から近い、または自宅から通いやすい場所を選ぶのがおすすめです。
(6)体験利用を活用する
見学だけではわからないことも多いので、1日体験利用をしてみましょう。
実際に通ってみると、雰囲気や職員の対応、プログラムの進め方などが具体的にイメージできます。
「見学では良いと思ったけれど、実際に体験してみると合わなかった」というケースもよくあります。
逆に、「思っていたより落ち着いて過ごせた」ということも。
自分の感覚を大切にしながら、いくつかの事業所を比べてみるのがおすすめです。
通所ペースとスケジュールの立て方

次に大切なのが、「どんなペースで通うか」です。
焦って週5日通おうとすると、体調を崩してしまうこともあります。
無理のないスケジュールを組むことで、安定して継続できます。
(1)最初は“週2~3日”からでもOK
通所を始めたばかりのころは、生活リズムを整えるだけでも大きなステップです。
「週に2~3日、午前だけ通う」といったペースから始めても構いません。
慣れてきたら、徐々に通所日数を増やしていきましょう。
焦らず、自分の体調や気分を見ながら調整することが大切です。
(2)スケジュールを立てるときのコツ
安定して通うためには、「予定を詰めすぎない」ことがポイントです。
就労移行の訓練だけでなく、通院や家事、休息の時間も大切。
スケジュールを立てる際は、次のような考え方がおすすめです。
- 午前と午後で集中できる時間を分ける
- 疲れやすい曜日には軽めのプログラムを入れる
- 定期的に「振り返り」の時間を取る
事業所によっては、スタッフと一緒に週ごとのスケジュールを組むこともあります。
相談しながら調整していくことで、安心して継続できます。
(3)体調やメンタルの波を前提にする
精神疾患や発達障害のある方は、どうしても体調や気分に波が出やすいものです。
「調子が良いときに無理をして、後で反動がくる」
そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
スケジュールを立てる際は、“波があること”を前提にすることが大切です。
無理に毎日完璧に通うことを目指すより、「できる範囲で続ける」ことを目標にしましょう。

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続けるために大切なこと

就労移行支援は、“長く働く力をつける”ための場所です。
そのためには、「通うことを続けられる環境」が何よりも大切です。
次の3つを意識してみてください。
- 自分の体調を最優先にする
→ 無理をして頑張りすぎない。体調の波があるのは自然なことです。 - 職員に相談する習慣をつける
→ 不安や困りごとは早めに共有することで、サポートが受けやすくなります。 - 「できたこと」に目を向ける
→ 通所できた日、課題を終えられた日など、小さな達成を積み重ねましょう。
焦らず、自分のペースで
就労移行支援は、“働くための準備期間”です。
「就職まで時間がかかっても大丈夫」
「ゆっくりでも成長している自分を認めよう」
大切なのは、焦らず、自分のペースを守ること。
そして、「自分に合う場所で、自分らしい働き方を見つける」ことです。
事業所選びや通所ペースに迷ったときは、一人で抱え込まず、支援員や家族、医療機関などに相談してください。
あなたのリズムに寄り添ってくれる事業所が、きっと見つかるはずです。
ここあらさんのひとこと
「あなたのペースは、あなただけのリズム
一歩ずつ前に進んでいけば大丈夫だよ」

今回は就労移行の選び方についてお伝えしてきました。上記でご紹介してきたポイントを参考に、自分に合った事業所を選んでいきましょう。焦らずゆっくり決めていくことが大切です。
私たち就労移行支援事業所COCOCARAでは、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

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