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うつ病の学生が就職するには?必要な準備や支援機関について解説

「就職活動を始めたいけれど、どうしたらいいかわからない」

「そもそもうつ病を受け入れてくれる会社はあるのだろうか…」

就職活動したいけれど何から始めたらいいかわからずに困っている人は多いでしょう。また、うつ病を抱えながら就職活動できるのか、就職先は見つかるのか不安はつきないかもしれません。

この記事では、就職活動や就職に向けての準備のしかたや自分に合った仕事の見つけ方うつ病の学生の就職活動をサポートしてくれる専門機関について解説しています。

就職活動するための準備

うつ病を患っていると、気持ちが沈んで家に閉じこもりがちになり、生活が昼夜逆転してしまう傾向が見られます。しかし、仕事に就くと基本的には、週5日職場に通い、与えられた業務をこなさなければなりません。仕事を続けていくためには、基本的な生活リズムを整え、体力や気力を養うことが必要になります。

まずは、以下のことを取り入れながら就職や就職活動に向けて準備していくとよいでしょう。

・主治医に相談する

現在の自分の体調や病状を確認し、就職活動を行えるか主治医に相談してみましょう。

体調をキープしながら就職活動を進めていくには主治医のサポートが必要です。

自分だけで判断して治療をやめてしまうと、さらに症状が悪くなってしまいかねません。

就職が決まったあとも医療機関とつながりを持っていれば、うつ病の再発防止や症状悪化を防げますので、主治医と連携をとりながら就職活動を進めていきましょう。

・生活習慣を整える

うつ病を患うと、疲れやすく横になる時間が長くなってしまいがちです。

うつ病の初期では休息が必要ですが、症状が回復してきたら生活習慣を整えるように心がけましょう。まずは、起床時間や就寝時間をできるだけ同じ時間にするなどできることから始めていくとよいです。なるべく外に出て明るい日差しを浴びるとより効果的といわれています。

・軽い運動を取り入れ体力をつける

仕事をこなしていくには体力が必要です。いきなり激しい運動をする必要はありませんが、ストレッチや散歩など軽い運動を取り入れると効果的です。

少しずつ体を動かすことに慣れ、必要な体力をつけていきましょう。

・人との関わりを増やす

うつ病になると人と話すのが億劫になり、人と関わる機会が極端に減ってしまいます。

就職活動や職場では、さまざまな人とコミュニケーションをとる場面が多いです。

最初からいろいろな人とコミュニケーションをとるのは難しいので、少しずつ家族や友達など身近な人とコミュニケーションをとるようにします。慣れてきたら、外部の人とも関わりをもつようにするなど、段階的に広げていきましょう。

自分に合った仕事を見つける方法

うつ病を患っている学生が就職活動を進めていくうえで大切なのは、自分に合った仕事を見つけることです。

就職先が決まらないと焦ってしまう気持ちもわかります。しかし、自分の特性を知り、自分に合った仕事に就かないと長く働くことは難しいでしょう。

就職活動に向けて準備する時間を十分に取り検討していけば、理想の就職先が見つかる可能性が高まります。

自分に合った仕事を見つけるには、以下のような方法を取り入れてみるとよいでしょう。

・自分が得意なこと・苦手なことを書き出してみる

自分の長所や短所を把握するために紙などに書き出してみるとよいでしょう。

自分がどんなことにストレスを感じやすいのか知ることにもつながります。もしかしたら発達障害などがある可能性もありますので、この機会に自分の得意なこと・苦手なことを振り返ってみましょう。

・さまざまな職種や働き方にふれる

世の中にはたくさんの仕事があります。職種もさまざまですが、働き方についてもさまざまです。たとえば、会社で働くだけでなく、在宅勤務やフリーランスで働く方法もあります。また、雇用形態も正社員、契約社員、パートアルバイトなどさまざまです。

いろいろな働き方があることを知り、自分に合った働き方はどれなのかよく考えてみるとよいでしょう。

・障害者雇用枠を検討する

雇用には、一般雇用と障害者雇用があります。うつ病を患っている場合には精神障害者保健福祉手帳を取得できる可能性があります。障害者手帳をもっている場合には、障害者雇用枠で働くこともできます。新卒で就職する場合でも障害者雇用枠を志望することは可能です。

障害者雇用枠で採用になると、体調や勤務時間など配慮してくれるので無理のない働き方がしやすくなります。一度検討してみるといいかもしれません。

うつ病の学生の就職活動をサポートしてくれる機関は?

うつ病を患っている学生が就職活動を進めていくには、体調管理が大切です。また、自分に合った仕事や働き方が合っているのか把握することも必要です。

しかし一人で行うのは、難しいと感じるかもしれません。体調管理や就職活動に不安を抱えている場合には、以下のような専門機関に相談するとよいでしょう。

・精神保健福祉センター

精神保健福祉センターでは、うつ病などの心の病気に関する相談に応じてくれます。

各都道府県や政令指定都市に設置されており、施設によっては、精神科デイケアや当事者同士のグループワークなどを行っているところもあります。

・ハローワーク

ハローワークには病気や障害のある方の専門窓口があります。専門知識のあるスタッフが就職のサポートをしてくれるので安心です。応募書類の作成支援や面接指導も受けられます。

・障害者就業・生活支援センター

障害のある方の生活面や仕事面での支援をしてくれます。就職に向けての支援だけでなく、日常生活における健康管理などのサポートも行っています。

・就労移行支援事業所

就労移行支援事業所では、障害や疾患のある方に対して就職に向けてのさまざまなサポートを行っている事業所です。就職に向けて必要なスキルを実践的に学べるなどさまざまな就職支援が受けられます。就職した後の定着支援もあるので安心です。

(参考)

ハローワーク

https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/sy_le_guide.pdf

精神保健福祉センター

障害者就業・生活支援センター

なかでも就労移行支援事業所がおすすめ

就職活動だけでなく、体調や生活のリズムを整えたいなど生活面でも支援を受けたいのであれば、就労移行支援事業所がおすすめです。

一定の条件を満たせば在学中からでも利用できます。

就労移行支援事業所とは?

就労移行支援事業所とは、「就活がうまくいかない」「生活リズムが整わない」などの悩みを抱えた障害や病気のある方に対して、就職に向けたサポートを行っている場所です。

学校のように週5日通いながら、就職に必要なスキルや知識を身につけていきます。

在学中であれば、週2日~週3日など日数を調整することも可能です。

利用の対象者

・18歳から65歳までの方

・一般就労を目指している方

・障害をもつ方(知的障害・身体障害・発達障害・精神障害・難病など)

障害や病気がある方が対象ですが、必ずしも障害者手帳が必要ではありません。

医師の診断書など障害や病気を患っていることが証明できれば利用できます。

学生の場合の利用条件

ただし、学生の場合は、以下の条件を満たしている人が対象です。

  • 地域や大学での就労支援機関による就職支援の実施が難しい場合、又は困難である場合
  • 大学卒業年度で、単位などの卒業条件が見込まれており、就労移行支援の利用に影響がない者
  • 本人が就労移行支援の利用を希望しており、尚且つ就労移行支援利用が就職に結びつくと市町村が判断した場合

利用条件を満たしている場合は、在学中から通所して就職に向けて準備を進めるとよいかもしれません。

もちろん、学校を卒業してからの利用も可能です。

就労移行支援で行っている支援内容

就労移行支援事業所で行われている支援内容は以下の通りです。

・就職活動のサポート

 ビジネスマナーやPCトレーニングなどの職業訓練が受けられます。

就職に向けて履歴書など応募書類の添削、模擬面接を行います。

・企業見学や実習

 実際に職場を見学したり実習を行ったりします。

・定着支援

就職した後も、電話や面談などを通して仕事の悩みを相談できます。

就労移行支援では、就職に向けてきめ細やかなサポートが受けられます。

それだけでなく、体調や対人関係など生活面での悩みについても相談にも応じてくれます。

利用期間

原則、最長2年間です。

h3/就労移行支援を利用するメリット・デメリット/h3

就労移行支援を利用するメリットとデメリットについては以下の通りです。

h3/就労移行支援を利用するメリット/h3

・専門スタッフによる手厚いサポートが受けられる

障害や病気に関する知識をもった専門のスタッフがサポートしてくれます。

自分の障害や病気を理解したうえでサポートしてくれるので安心して相談できます。

・就職後もサポートが受けられる

就労移行支援事業所では、就職した後も定着するためのサポートをしてくれます。

就職した後に困りごとができても相談することができるので安心です。

H3/就労移行支援を利用するデメリット/h3

就労移行支援サービスを利用している間は、収入を得ることができません。

親の支援などがないと、経済的に厳しくなってしまう可能性があります。

(参考)厚生労働省 就労移行支援事業

https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/shingikai01/pdf/5-2i.pdf

 厚生労働省 学生が在学中に就労移行支援を利用できるか?

https://qafukushi.com/hoshu/%E5%B0%B1%E5%8A%B4%E7%B3%BB%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E7%A6%8F%E7%A5%89%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-%E5%B0%B1%E5%8A%B4%E7%A7%BB%E8%A1%8C%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AE/

まとめ

うつ病の学生が就職活動するときに必要なのは、日々の体調管理や、自分に合った仕事を見つけることです。自分に合った仕事がわかれば、無理なく仕事を続けられる可能性が高まります。一人では難しい場合は、就労移行支援事業所などの専門機関にサポートしてもらうとよいでしょう。

COCOCARAは、障害等の事情によってお仕事に就くことに苦労している方に対して、就職に向けてのサポートを行なっている就労移行支援事業所です。

「就職活動がうまくいかない」

「自分に合った働き方がしたい」など不安や悩みを抱えている方は、一人で抱えこまずにお気軽にご相談ください。

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