現代社会において「引きこもり」という言葉は、決して珍しいものではなくなりました。かつては若年層に多いとされていた引きこもりですが、近年では大人の引きこもりも増加しており、大きな社会問題となっています。厚生労働省の調査によると、40歳以上の引きこもり人口は増加傾向にあり、その背景には仕事や人間関係のストレス、社会的な孤立などさまざまな要因が関係しています。
本記事では、大人の引きこもりの現状やその心理状態、引きこもりに至る前兆、適切な休息の重要性、そして社会復帰のためのステップについて詳しく解説します。また、引きこもりの当事者だけでなく、家族や周囲の人々がどのように理解し、サポートすべきかについてもここあらさんと一緒に触れていきます。
引きこもりは単なる「怠け」ではなく、さまざまな要因が絡み合って生じるものです。適切な理解と支援があれば、そこから抜け出し、再び社会とつながることも可能です。この記事を通じて、引きこもりの問題を深く理解し、どのように向き合うべきかを考えるきっかけになれば幸いです。

ここあらさんってだあれ?
ここあらさんとは就労移行支援事業所COCOCARAのキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!
現代の引きこもり事情

・引きこもりの現状
引きこもりはもはや若者だけの問題ではなく、幅広い年齢層に見られる現象となっています。特に40代以上の「中高年の引きこもり」が増加しており、社会的な課題となっています。
・引きこもり人口の推移
2015年:内閣府の調査によると、15〜39歳の引きこもり人口は約54万人
2019年:40〜64歳の引きこもり人口が約61万人と推計され、合計で100万人を超える
2023年:中高年層の引きこもりがさらに増加傾向にあるとの報告
・引きこもりの定義と医学的見解
引きこもりは、医学的には特定の病名として分類されているわけではありませんが、以下のような特徴を持つ状態を指します。
・引きこもりの定義
6ヶ月以上にわたり自宅にこもり、社会的な交流が極端に少ない状態
学校や仕事に行かない、家族以外の人との交流を避ける
社会復帰を望んでいるが、どのようにすればよいかわからない
・関連する精神疾患
引きこもりは単独で発生することもありますが、以下の精神疾患と関連していることが多いです。
うつ病:強い無気力感、興味の喪失、自己評価の低下
社会不安障害:人前で話すのが怖い、外出が苦痛
適応障害:職場や家庭でのストレスが原因で社会生活が困難に
発達障害:ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如・多動症)などが背景にあることも

年々増加しているんだね…
大人が引きこもりになる前兆

引きこもりになる前には、いくつかのサインや前兆が現れます。以下に具体的な兆候を挙げます。
1. 社会的活動の減少
友人や同僚との交流が減る
趣味や外出の頻度が極端に減少
人と話すこと自体が億劫になる
2. 仕事のトラブル・ストレス
遅刻や欠勤が増える
仕事に対するモチベーションの低下
上司や同僚との人間関係の悪化
3. 感情の不安定さ
些細なことで強いストレスを感じる
気分の浮き沈みが激しくなる
自己否定感が強くなる
4. 生活習慣の乱れ
昼夜逆転する
食事の回数が減る、または暴飲暴食
身の回りの清潔感が失われる
5. 自己評価の低下
「どうせ自分なんて」と思うことが増える
人と比較して落ち込む
将来への不安が強くなる
受け入れることと休息の重要性

・「今の自分」を受け入れる
無理に社会復帰を急ぐのではなく、現状を受け入れることが大切
自分の気持ちに正直になり、焦らずに休息を取る
「頑張れない自分」も許す
・適切な休息を取る
休息は単なる「何もしない時間」ではなく、心身を回復させる重要なステップです。
睡眠を整える:質の良い睡眠を確保する
気軽にできるリラックス法を見つける:音楽を聴く、読書、軽いストレッチ
趣味を楽しむ:好きなことに没頭する時間を作る
引きこもりからの復帰への道筋

1.小さな目標を設定する
まずは「1日5分だけ外に出る」など、無理のない目標から始める
2.専門家のサポートを活用する
心理カウンセラーや医師のアドバイスを受ける
3.就労支援を活用する
就労移行支援事業所などの利用
4.社会参加の機会を増やす
ボランティア活動や趣味のサークルに参加する

無理のない目標設定から始めてみよう
周囲の理解とサポートの必要性

引きこもりからの復帰には、本人の努力だけでなく、周囲の理解とサポートが不可欠です。家族や友人は、批判やプレッシャーを与えるのではなく、温かく見守り、必要なときに手を差し伸べる姿勢が求められます。また、社会全体としても、引きこもりに対する偏見をなくし、支援体制を整えることが重要です。
ここあらさんからのアドバイス
「今の自分を十分に受け入れることができたら
今度は少しずつ目標に向かってみよう」

今回は大人の引きこもりについてお伝えしてきました。大人の引きこもりは、決して「怠け」や「甘え」ではありません。背景には、複雑な社会的・心理的要因が絡んでおり、簡単に解決できるものではないのです。しかし、適切なサポートと理解があれば、引きこもり状態から抜け出し、再び社会とつながることは可能です。
引きこもりに悩む本人だけでなく、その家族や周囲の人々が正しい知識を持ち、温かく見守ることが大切です。焦らず、自分のペースで一歩ずつ前に進むことが、引きこもりからの回復につながるのです。
私たち就労移行支援事業所COCOCARAでは、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

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