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大人のADHD~自身のスキルを発揮するために~

ADHDとは発達障害のひとつで、個々の特性や症状に応じて様々な影響を及ぼします。しかし、それは必ずしもネガティブな側面ばかりではありません。実際、発達障害を持つ人々は、特定の能力や興味を活かせる仕事が存在し、成功を収めている人も多くいます。そこで、この記事ではADHDの方が向いている仕事について解説し、そのポテンシャルに焦点を当ててみたいと思います。

ADHDとは

上記でも触れた通り、ADHDとは発達障害のひとつであり、発達障害とは生まれつき脳の働きが異なる部分があり、特有の見え方・聞こえ方、発達が偏っていたりすることがあります。発達障害はさまざまな検査を行い診断されますが、基準に満たない場合で発達障害の特性が見られる場合はグレーゾーンと言われます。ちなみに発達障害やいわゆるグレーゾーンと呼ばれる方の割合は全人口の約1割弱とも言われています。

ADHDの特性

ADHDは主に2つの状態に分かれています。

①不注意優勢状態

ケアレスミスや忘れ物が多かったり、約束や期限を守ることが苦手。

②多動性・衝動性優勢状態

貧乏ゆすりやペン回しをし続けてしまう。また感情の起伏が激しく、相手の話を遮ってしまったり、すぐ怒ってしまうことがある。

基本的には不注意優勢状態と多動性・衝動性優勢状態に分かれることが多いですが、同等 に目立つ混合状態の方もいます。

参照2:発達障害の特性(代表例)- 厚生労働省   https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/shisaku/jigyounushi/e-learning/hattatsu/characteristic.html

大人のADHD

ADHDを含む発達障害は大人になってから発症することはありません。ですが最近では大人になってから発達障害だとわかるケースが多くなってきています。その理由のひとつとして、不注意や多動性は幼少期に誰でも起こりうることであり、発達障害だと気づきにくいことが挙げられます。そのため、社会に出てから違和感を感じたり、同じ職場の人に言われて初めて気づく人が多いようです。

そして社会に出てから気づくポイントとして以下のものがあります。

実行機能の障害

目標達成のための計画を立てることが難しく、優先順位をつけたり、マルチタスクが苦手とされています。あれもこれもとなってしまい、全てが中途半端になってしまうことも。

時間管理

時間の感覚をつかむのが苦手で、見積もりや計画が甘くなることもしばしばあります。また、休憩のタイミングなど時間の管理が難しく感じる方もいます。

こだわり

興味・関心が限定的で、細かいことにこだわりすぎてしまい仕事の流れが悪くなってしま うことがあります。また、興味のないことには集中力が持たず、他の作業に移ってしまう場合もあります。

この他にもさまざまな特性があり、職場で悩んでいる方も多くいます。また二次障害として、職場に上手く馴染めずうつ病になったり、適応障害になったりする場合もあります。

二次障害を引き起こさないためにも、ADHDの特性を活かした作業や職種を見つけることが大事になってきます。そのためにも、ここからはADHDの方が得意なことや、どう活かすことができるのかを探っていきましょう。

ADHDの特性から見る得意なこと

さて、発達障害やADHDと聞くとついできないことや苦手なことにフォーカスが当たりがちですが、得意なこともたくさんあります。

クリエイティブな思考

独自の世界観を持っており、独創的な発想やアイデアを生み出すことができます。また、考え方が柔軟で創造性に富んでおり、新しいアイデアや視点を提供することができます。そして直感的であり、論理的な分析よりも直感や感覚に基づいています。そのため、独創的で非伝統的な解決策を見つけることができます。

行動力と活力

ADHDの方は一般的に高い行動力を持っており、エネルギッシュで活発なライフスタイルを送ることができます。また、短期的な目標や刺激的な活動が得意で、積極的に取り組み追求します。リスクを恐れないため、新しいことに挑戦することに抵抗がないのも理由の一つです。

瞬発力と創造性

即座にアイデアを生み出し、それを行動に移すことができます。そして興味のあることはとことん追求します。短時間での問題解決やクリエイティブな活動に向いているため、アイデアを出してからすばやく行動に移すことができます。

多様な視点

 ADHDの方は他の人とは異なる視点や発想を持っています。これにより、新しいアイデアや解決策を提供することができます。何か刺激的なアイデアが欲しいとき、伝統から外れた独創的な考えが欲しいときなど、活躍することでしょう。

ADHDの特性を活かせる職業とは

上記ではADHDの方が得意なことを見ていきました。この得意なことをどのくらい活かせるかによって満足度が変わってきます。では具体的にどんな職業が向いているのかを見ていきたいと思います。

クリエイティブな職業

芸術家、デザイナー、作家、音楽家などのクリエイティブな職業は、ADHDの方が持っている柔軟な発想力や創造性を活かすことができます。独自の世界観を活かすことでより多くの人を魅了できることでしょう。

起業家

自分のアイデアやビジョンを追求することができる起業家は、リスクを恐れず、柔軟な発想力や行動力が求められるためADHDの方に向いていると言えます。自分の興味・関心のある分野に関してはとことん追求し、高みを目指すことができます。

技術系職業

プログラマー、エンジニア、IT関連の職業は、複雑な問題解決や即興的なアイデアが求められます。瞬発力のあるADHDの方に向いていると言えるでしょう。

エンターテイメント業界

俳優、コメディアン、司会者などエンターテイメント業界では、創造性や即興力が重要な役割を果たします。また、個性を活かして活躍することができます。

起動式環境

消防士、救急医療従事者、軍隊などの起動式環境では、即興的な判断や行動が求められます。瞬時に考え行動する力は、緊急時に迅速に対応し、問題解決に活かすことができるでしょう。

教育関連職業

教師や指導者は、柔軟な発想力や情熱が重要な役割を果たします。生徒やクライアントとの関係を築き、学習を促進する能力があります。

ADHDの特性を持つ偉人

さて話は少し変わりますが、実はADHDの特性を持ちながら大きな成功を収めた方は多くいます。ここでは何人かを抜粋してご紹介したいと思います。

①ウォルト・ディズニー

この名前を聞いて思い浮かばない方はおそらくいないでしょう。そう、ディズニーの生みの親、ウォルト・ディズニーです。彼は数々のアニメーション映画やキャラクターを生み出し、エンターテイメント業界に大きな革命をもたらしました。独創的なアイデアと豊かな想像力を持ち、世界中の人々に幸せと喜びをもたらすことを使命としました。その追求力が多くの人々に夢と魔法をもたらしました。彼の影響力は今でも色濃く残っています。彼の作品は世代を超えて愛され、ディズニーの世界観や精神は世界中の人々に希望と喜びを与えています。

②トーマス・エジソン

今では当たり前となっている電球や電話、映画用カメラ、これらを発明したのがトーマス・エジソンです。トーマス・エジソンは発明家として有名で、数々の発明を成し遂げました。特に蓄音機、白熱電球、キネトスコープ(映写機)を発明し、これらは三大発明と言われるようになりました。その他にも彼は光、音、映像などに関する様々な発明をし、「発明王」の名に相応しい実績を残しました。

③ウィリアム・シェイクスピア

シェイクスピアという名を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。文学史上最も偉大な劇作家の一人とされるシェイクスピアはイギリスの劇作家・詩人であり、彼の作品は深い洞察力、豊かな表現力、そして人間の心理を見事に描写したことで、多くの人々に愛されています。シェイクスピアの作品は、悲劇、喜劇、歴史劇などさまざまなジャンルにまたがっています。代表作には『ハムレット』、『ロミオとジュリエット』、『マクベス』、『リア王』などがあり、人間の情熱や欲望、喜びや苦しみをリアルに描写し、時代を超えて人々の心に深い感動を与えています。また、独自の詩的な表現や言葉遣いで、今でも名言として多くの言葉が残っています。

④レオナルド・ダ・ヴィンチ

レオナルド・ダ・ヴィンチはイタリアのルネサンス期に活躍した多才な天才として知られています。彼は画家、彫刻家、建築家、発明家、数学者、科学者、工学者など、多岐にわたる分野で優れた才能を発揮しました。ダ・ヴィンチの最も有名な作品の一つ『モナ・リザ』は世界中で知られています。彼の絵画は、写実的な描写と独創的な表現が特徴であり、その技術と美しさは後世に多大な影響を与えました。また、ダ・ヴィンチは科学や工学の分野でも多くの発見や発明を成し遂げました。彼は解剖学の研究にも取り組み、人体の構造や機能を詳細に調査しました。さらに、飛行機や潜水艦などの発明も行い、その発想力と工学的な洞察力は驚異的でした。彼の才能と創造性は今日でも称賛され、彼の作品は世界中の美術館や博物館で展示されています。

この他にもADHDの特性を活かし大きな功績を残した方が多くいます。もちろん誰でも偉業をなすことができるとは断言できませんが、自身の得意分野や特性を活かすことで自身の成長につながることでしょう。

まとめ

今回は大人のADHDの方の得意なことや向いている職業についてお伝えしてきました。発達障害の方が成功するためには、適切な職業選択が大切です。これに加え、職場での適切な配慮や支援、ストレス管理といった適切なサポートも大切です。皆さんも一度、自身の特性を考え、キャリア形成の参考にしていただければと思います。

私たち就労移行支援事業所COCOCARAでは、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

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